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2007年2月 2日 (金)

こりゃ駄目だ日興コーディアル

ついにこんなニュースが流れました。

日経2月1日-日興コーディアル、前期もSPC使い170億円の利益

記事の内容は、「2005年3月期に続き、06年3月期も特別目的会社(SPC)のNPIホールディングス(NPIH)を使い、170億円弱の利益を上げていたことが分かった。」です。

この部分は、私も報告書の23ページに「NPIH(2005年)10月25日に定時株主総会を開催し、次期繰越利益をゼロにして配当金240億円を完全親会社であるNPIに配当する利益処分を承認した。これによりNPIHはすべての財産を放出して休眠状態になった。」と記載があることには気付いていました。しかし、これを連結会計において利益計上したかどうかは、記載がないことから(調査対象範囲外ですが)ブログでも書くには躊躇していました。

NPIHの利益240億円は、どのようにして稼いだかというと、NPIにBS24株式を売却して得た利益です。自動車メーカーが子会社として販売会社を設立し、販売会社に販売した時点でメーカーは利益を計上する。販売会社は、棚卸資産が増加しただけで損益関係なしとなります。そこで、連結会計を実施すると、親子会社の債権・債務と売上・売上原価、そして内部利益は消去されるのです。親子会社間でごまかしが生じないようにするのが連結会計です。NPI、NCCが240億円の利益を計上していたのであれば、はなはだしい悪夢です。(最も、小泉元首相や財務省それに石原知事は、喜んだでしょうね。税金が取りあえずは、がっぽり入りました。)

会計で、一番最初に学ぶのが、真実性の原則で、「企業会計は、企業の財政状態及び経営成績に関して、真実の報告を提供するものでなければならない。」です。無茶苦茶でんな!こりゃ駄目だ!と思いました。ここまでくると中央青山も、どうなっているのでしょうか?アホと悪人がそろったのかと思いたくなってしまいます。(この表現は、こちらまで影響されてしまった結果でしょうか?)

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