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2008年7月24日 (木)

石油価格の値下がり始まったか?

7月に入ってから、NYMXの原油価格も横ばいであったのですが、ここにきて価格が下がり始めました。

日経 23日 NY原油、大幅下落 9月物124ドル台に

今年に入ってからの価格(WTI原油スポット)のチャートを見てみますと次の通りです。(データは、米国エネルギー省Energy Information Administrationの資料から採りました。)

Wticrude20080724a 

この7月に入ってからの部分を大きくしたチャートが以下です。

Wticrude20080724b

本日24日の価格については、次のロイターによれば北海原油BrentがU$125.95/bblとのことです。

Reuter Jul 24, 2008 Oil edges up after slide to 7-week low

いずれにせよ、最高値145ドルからは、10%以上(15%近く)の値下がりです。株価だったら、大騒ぎでしょうか。原油価格の変動は、株価よりも経済に対する影響は大きいです。原油価格が下がり始めたとしても、少し、ここで小休止かも知れません。気になるガソリン価格については、面白いですね。日経とNHKを紹介します。(NHKは、続きを読むに入れておきました。)

日経 24日 ガソリン価格0.4円安、2週連続で低下 石油情報センター
NHK 24日 ガソリンの小売価格 依然高値

原油価格も何時までも値上がりが続くわけではありません。但し、長期的には、有限なる資源であり、開発・採掘・生産するにコスト高の油田へと生産が移行していくのですから、値上がり傾向であることに間違いはないと思います。その結果、省エネ対応に成功した国、会社、個人が繁栄をすることになると思います。

なお、短期的には(中期的と考えられるかも知れませんが、エネルギーを考える際は、このことは短期に入ると思います。)イランが一つのポイントかも知れないと思います。北朝鮮は米国政府のState sponsors of terrorismと指定した国ではなくなりつつあります。イランは、ブッシュ政権の後だろうと思っていたのですが、例えば次のReuterの記事です。

Reuter Jul 18 ANALYSIS-U.S. changes tactics in talks with Iran, N. Korea

すこし、雰囲気が変わってきている気がします。米国が、イランをState sponsors of terrorismからはずし、敵視政策を転換すると、その影響は大きい。世界のエネルギー地図が、ほんの少し影響を受けます。

でも平和な地球がいいですね。もうすぐ北京オリンピックの平和の祭典が始まります。敵視政策がなくなり、平和が来て、地球の未来が美しくなることを期待します。

NHKニュース
7月24日

高騰が続いているガソリンの小売価格は、レギュラーガソリンの全国平均で1リットル180.9円と先週よりわずかながら値下がりしましたが、依然第2次石油危機の際を上回る高値が続いています。

石油情報センターの22日時点の調査によりますと、レギュラーガソリンの小売価格は全国平均で1リットル180.9円と、先週より0.4円値下がりしました。これについて、石油情報センターでは「ガソリンの小売価格が大幅に値上がりしたことで消費者の買い控えを招き、一部のガソリンスタンドで値下げしたためではないか」と分析しています。ただ、依然として180円を超える第2次石油危機直後の昭和57年を上回る水準が続いており、今月前半の原油価格の高騰の影響で、来月1日から石油元売り各社は卸売価格を引き上げる見通しで、ガソリンの小売価格は再び上昇する可能性が高くなっています。

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