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2008年8月30日 (土)

日本の経済活性化

次のニュースを読んで日本も経済活性化をしなくてはと思いました。

日経 8月28日 米SEC、国際会計基準を14年から順次導入

SECのプレスリリースは、次の所にあります。

SEC Proposes Roadmap Toward Global Accounting Standards to Help Investors Compare Financial Information More Easily

米国も以前からIFRS(International Financial Reporting Standards)採用の動きにありましたが、ずいぶん前面に出してきたと思います。日本は、そんな気運は余り感じられず、一生懸命に国際標準とは少し異なった日本基準を作っているのか、あるいは10年以上遅れた世界にいるのかと思えてしまいます。あえて言えば、上場会社は連結財務諸表のみをIFRSで作成し、公開することだけで良いと思うのですが。

Suntech Power(無錫尚徳太陽能電力有限公司)という中国の太陽電池の会社があります。(ホームページはここ)東洋経済On Lineの8月29日 太陽電池・世界大バトル! 台頭する中国・台湾、半導体・液晶での成功を三たび再現へにも中国最大の太陽電池メーカとして紹介がありました。メーカー別の生産量は私も掴めていませんが、2007年の生産高として日本メーカーが920MWで、中国メーカー820MWという数字があります。Suntech Powerの2007年の生産高は363.7MWでした。しかし、恐るべきは、そんな数字ではなく、売上高と利益の右肩上がりの伸びです。

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事業年度 (Suntech Power) 2003/12 2004/12 2005/12

2006/12

2007/12
売上高(千米ドル) 13,888 85,287 226,000 598,870 1,348,262
純利益(千米ドル) 925 19,757 30,628 106,002 171,275
生産高(MW) 6.4 29.5 67.7 160.1 363.7

Suntech Powerは、米国NYSEとドイツ、オーストラリアで株式を上場しています。ドイツは世界で太陽光発電が最も盛んな国であり、オーストラリアは創業者でChairman of the Boardの施正栄(Zhengrong Shi)が太陽電池技術を学んだ国です。

日本には、先行している競合メーカがいるからという理由があるかも知れませんが、それ以上に新規技術・新分野で株式上場をして投資資金を得ようとした場合に、日本より米国に魅力を感じて、その選択をしたのだろうと思います。Suntech PowerがNYSEで株式上場をしたのは、2005年12月です。

日本の証券市場を活発化するのは、決して税制なんかではなく、その市場の魅力だと思います。NYSEへの上場が楽かというと、日本市場より要求が厳しい面があると思います。(6月19日のエントリーでは、米国で上場取消となった日本企業を書きました。)でも、投資資金を募るなら米国の方が魅力的となっているのではないでしょうか。

追記

日本公認会計士協会は8月29日付で、インフォメーションとして、SECが米国企業のIFRS適用に関するロードマップ案公表を決議を発表しました。「日本におけるコンバージェンスの加速化、さらには、IFRSの選択適用を主張してまいりました。」と記載があります。

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