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2008年10月 2日 (木)

BHPによるリオ吸収合併

世界最大級の鉱山会社2社の合併が進むようです。

BHPのリオ買収、豪当局が容認 「競争阻害せず」

BHP Billitonの発表はこのWebページの下の方にある”Agree”をクリックすると出てきます。

ヨーロッパでの承認手続きが残っているようですが、1月には多分おりるのでしょう。

どのような会社規模かというと、

会社 BHP Billiton(合併存続) Rio Tinto(合併消滅) Vale do Rio Doce(参考)

連結売上高

59,473百万ドル
(6兆2447億円)

29,700百万ドル
(3兆1185億円)

33,677百万ドル
(3兆5361億円)

純利益

15,390百万ドル
(1兆6160億円)

7,312百万ドル
(7678億円)

10,403百万ドル
(1兆0923億円)

日本の会社の数字を参考に記載すると、トヨタ

会社 トヨタ 新日鐵

連結売上高

26兆2892億円

4兆8270億円

純利益

1兆7179億円

3550億円

ここに外務省の「鉄鉱石(鉄鋼)の需給動向とその背景」と題した2008年7月の文書があり、次のような記述があります。

鉄鉱石の生産は、新興工業国の旺盛な鉄鋼需要を背景として03年から急増し、06年の生産量は前年比12%増の14.8億トン。供給寡占であり、豪州、伯の2か国で世界の総輸出量の63%を占め、3大生産者(ヴァーレ(伯)、BHPビリトン(英・豪)、リオ・ティント(英・豪))が海上貿易量の78%を占めている。

3大生産者とは上の3社であり、鉄鉱石の年間生産量はBHP 111百万トン、Rio Tinto 145百万トン、Vale 296百万トンです。このUS Geological Surveyの資料によれば、世界の鉄鉱石生産量は1,900百万トンと推定されています。このReuterの記事は、合併に関連して550億ドル(5兆8千億円)の融資が交渉中と書かれています。また、面白いのは、BHPもRio Tintoも英国とオーストラリアに別々の会社が存在し、合同で事業をしているという形です。合併で、どのようになるのでしょうか?

いずれにせよ大規模鉱山会社の合併で、これからも色々なところで話題になると思います。ところで、日本、韓国、中国の製鉄会社の国境を越えた合併というのもあるのでしょうか?そのような規模のことをして世界と対抗しないと、日本経済は本当に沈没するような懸念も持つのですが。

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