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2009年1月17日 (土)

USエアウェイズのエアバスA320型機ハドソン川無事不時着

読売とNY Timesの記事を掲げます。

読売 1月16日 ハドソン川に旅客機不時着…邦人2人含む155人全員救出

NY Times January 15 Pilot Is Hailed After Jetliner’s Icy Plunge

思うことを書いてみます。

1) 冷静

飛行機のパイロットや乗務員、あるいは救助に参加した警察官やその他の人々、そして乗客やマスコミも冷静だと感じました。日本のマスコミ報道も冷静だなと感じました。死者や重傷者がいなかったことがありますが、事故があった際、冷静に対処することが重要と思います。

10月24日に都立墨東病院における妊婦死亡を書きました。妊婦が五の橋産婦人科からの搬送が必要となったのは、10月4日でした。報道は、それから18日後の10月22日でした。墨東病院は、最初の要請を受けた段階では、他の妊婦への対応が必要であったため、他の医療機関を探すことをお願いせざるを得なかった。10月24日の都立墨東病院における妊婦死亡でリンクを掲げた読売の記事も「都は詳しい経緯を調べている。」と書いています。すこし調査をすれば、墨東病院の状態は把握できたと思うのに。読売が甘いのか、都の対応した人が悪いのか。

でも、最低なのは、都知事の対応だった。地方自治体の責任を放棄して、国の責任と言ったのだから。漢字読めない人より、理論・論理は無茶苦茶です。

感情論より冷静な対応が重要と思います。米国は、日本のような国ではなく、論理で説得をしないと進めることができない。だから、常に冷静さが重要。日本も、もっと冷静な対応をしないと、先は暗いと思いました。

2) 不時着機はどんな飛び方をしたか

飛行ルートは上のNY Timesや他の新聞等にも出ていますが、BBCニュースを紹介します。

BBC News 16 January 2009 Pilot hailed for 'Hudson miracle'

このBBCニュースの真ん中から少し下あたりに衛星写真と飛行経路が出ています。離陸が15時26分、15時27分に鳥が両エンジンに衝突したことを報じ、15時28分にテタボロ空港に着陸をアナウンスし、15時31分にハドソン川に不時着したのですから、飛行時間約5分でした。衛星写真には、テタボロ空港の位置も③として示されているので、分かりやすいと思いました。

テタボロ空港もそれほど遠くではないが、エンジンが2基とも使えないので、着陸する際のコントロールが難しい。ハドソン川は、ジョージ・ワシントン橋より下流には橋が存在せず、川幅もある。川を往来する船舶を巻き込む恐れはあるものの、陸上で失敗するよりリスクは低いと判断したのだと思います。BBC衛星写真で赤線のUS Airways1549便航跡がハドソン川の上にかかろうとする位置にあるのが、ジョージ・ワシントン橋です。

機長の仕事って、すごいなあ!と思います。

報道には何も書かれていませんが、満席だったはずです。この飛行機の乗客座席数はこのページにあるように150で、機長、副機長に客室乗務員3名を加えて合計155名であったのです。

3) 原因と対策

多分鳥のエンジンへの衝突であったのだと思います。事故が対策を発展させるのであり、事故とは貴重なものと思います。「事故は、だれかが悪いから発生する。」というような感覚から抜け出るべきと思います。

昔、小学校で「悪いことは、だれかが悪いからだ。」といったようなことを学んだ気がします。もし、今でもそんなことを教えているのだったら、即刻中止すべきと思います。様々な事故があり、原因もまちまち。どのような事故に対しても、勇敢に立ち向かい、被害を最小限に止め、将来に役立たせようと努力する人達が多くいることを肝に銘ずるべきだと思いました。

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