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2009年7月15日 (水)

高知医療センターPFI破綻

2008年12月19日に高知医療センターPFIでも問題浮上を書きましたが、高知新聞 7月7日病院PFI 「円満解約」の方針確認のように解消の方向に進んでいます。

円満解約と書いていますが、破綻でしょうと言いたいのであります。即ち、高知医療センターPFIは、巨額の赤字発生を続け、その解消の見通しが立っていなかったのですから。例えば、高知新聞 6月17日 高知医療センター 赤字21億円 との報道があります。

なぜ、PFI解消となったかですが、高知新聞 6月16日 高知医療センター PFI解消へ協議 の通り、オリックス子会社の高知医療ピーエフアイ(ホームページはここ)も赤字に耐えかねてギブアップを高知県・高知市病院企業団に申し入れたようです。

しかし、これらを県民や市民に対して今もだまし続けているような気がします。この7月9日の高知新聞の記事ですが、表題「高知医療センター 直営化後も努力必要」は、良いとして、本文の中に、「PFI事業終了による経費削減効果」と尾﨑正直知事が8日の県議会で発言したと言うのです。

それでは、PFI事業とは高くつく方式であると認めたことと考えます。その時々の都合で、何でも正当化する人々が存在するようです。それでなくても、高知医療センターPFIでは汚職もあったし。

高知新聞 2009年03月19日 薄い高知県市の当事者意識 高知医療センター前院長汚職有罪判決

PFIとは、無責任体制を生む土壌を持っています。「民間が入れば良くなる。」との理論は、正しくありません。自治体がやっても正しく管理すれば、効率の良い経営、品質の良いサービス提供が可能です。そこを「民ができることは民が」と言ったアホの言葉にのっかた人がいたのだと思います。

ところで、高知県・高知市はオリックス子会社の高知医療ピーエフアイに幾ら払うのでしょうか?【病院PFI】どこに問題があったのか という高知新聞の6月18日の記事によれば近江八幡市は病院PFI解消で20億円の損害賠償金を払ったようです。実は、病院PFIなので、病院の土地、建物、医療機器等全て高知医療ピーエフアイの所有物のはずです。従い、高知県・高知市はこれらの資産を購入しなければならないのです。2008年3月末の貸借対照表から推定して350億円から400億円程度ではないでしょうか?なお、最新の2009年3月末の貸借対照表と同日に終了する年度の損益経書については、Webを探したが見あたりませんでした。

高知県民、高知市民のお金なのですよね。

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