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2009年8月 1日 (土)

小選挙区制の廃止を望む

民主党のマニフェストに続き、自民党も政権公約を発表。それぞれ、次の所にあります。

民主党 Manifest

自民党 政権公約 政策Bank

1) 国民不在の政策

国民不在の政策と言えば、両党の人達が否定することは、確実です。しかし、両党ともその選挙公約を読むと、むなしいという気持ちが先に立ってしまいます。これが本当に国民が望んでいることなのかと疑問を持つのです。

自民党は、民主党のマニフェストを財源の裏打ちがないといったような否定キャンペーンをしています。しかし、この自民党の否定キャンペーンは、更にむなしく感じます。何故なら、過去4年間の実績が、そう思わせるからです。「自民党政権の政策は、良くなかった。だから、今度は民主党にやらせてみるか?でも、期待はできないな。」との思いがあるから、自民党が訴えれば訴えるほど、そんな気持が増長させられるように思います。

日本で一番深刻な問題。それは、少子化でも何でもありません。政治不信だと思います。若者が政治に関心を持たないのは、政党が堕落しているからではないかと思うのです。少子化は、寿命が延び、高齢化したことや、社会や価値観の変化等様々なことが重なり合って生じているのであり、政治は少子化問題・高齢化問題を簡単にコントロールできないし、個人の自由に関する部分は、コントロールすべきではありません。

しかし、政治不信は全く異なる。コントロールしなければならない事項です。その政治不信の最大の原因は、小選挙区制に起因している部分が相当に大きいと思います。2大政党政治とは、日本の今の制度のままだと、2大政党の幹部の独裁制にすぎないと思えます。2大政党の幹部ににらまれたら、議員になれない。公明党が、議員になれるのは、自民と選挙区調整していることと、比例区があることでしかない。こんな政治で、議員は誰の方を向いて活動をするか?政党の中で出世すること、発言力・影響力を増大させることしか関心がなくなる危険性があります。

国民には、様々な意見と人が存在し、それらを集約し、良い方向に育て上げ、リーダーとなる人が政治家のはずです。政党の政治家候補の公募は、開けているように思える。しかし、その政党幹部の眼鏡にかなった人が党の公認を得て、立候補するのである。その結果、国民の方を全く見ない政治家を育てていることにしか他ならない。4年前の何とかチルドレンが誰の方を向いて政治をしたのかじっくり考えれば、どうだろうか。

2) 小選挙区制の否定

小選挙区制の2大政党政治とは、国民の多くが、どちらかの政党に何らかの形で関与し、その政党の政策立案に関わる社会状態があって、意味があると思います。そうでない、日本の社会において、小選挙区制は意味のない制度と思います。ボス制度を助長し、ワンマン体制を助け、国民にあきらめと絶望を抱かせる制度と思えます。

小選挙区制度において、議員と国民の距離は、明らかに遠ざかったと思います。同じ政党から、複数の候補者が立候補して、競い合って、何か悪いことがあるでしょうか?先日東京都議改選がありました。ある選挙区では、定数5人に対して、自民や民主の候補者が複数立候補して、競っていました。同じ政党であっても、同じ主張をしていては、ダメなので、「自分はこうなんだ」と訴えかける。

日本でも、1994年2月細川内閣時代に公職選挙法の一部を改正する法律が成立し、中選挙区制が消滅し、小選挙区・比例代表制になりました。史上何番目かの、最悪政権であったと思います。突然消費税率アップを言い出したりしましたが、小選挙区になったから、何でも可能と判断したのかな?

大東亜戦争に進んでいく、その前の日本の戦争準備時代以前は、日本に2大政党時代があった。その2大政党時代とは、正義や真理や、国民の幸福より、政略が優先し、2大政党が足の引っ張り合いをした。それが、国粋主義を蔓延させた部分が多いと思います。

多数の政党が存在して、何が悪いのですか?何も悪くないはずです。

3) 政治家を志望する国

多くの人が政治家を志望する国を私は理想の国と思います。金銭欲でもなく、名誉欲でもなく、社会貢献欲で政治家を多くの人が目指す国を作りたい。

社会貢献欲ってあるのか?あります。多くの人が持っています。自分の仕事を、金銭を得るためのみではなく、少しは世の役に立っているから、続けていると考えておられる方は多いと思います。政治家とは、社会に対する影響力が大きい仕事です。だから、政治家を志す。ある国で、その様な考えで、政治家の秘書として働いておられる方にあったことがあります。日本のように、政治家の秘書は、冠婚葬祭係ではないから、政策立案やそのための調査のために、自分の時間を全て割くことができ、そうした結果を次の政治に役立てることができるのです。

バラクオバマを当選させた力は、あの国の若者力による部分が大きかったと思います。日本でも若者が政治に参加し、政治活動をする。残念ながら、今の選挙制度は、政治ボスのための制度であり、心ある人の政治参加・政治活動の妨げになっていると思います。

民主党が8月30日の衆議院選で勝利するのでしょう。しかし、その政権はいつまで持つか?政界再編が、あるような気がします。その時に、私のような考え方を持つ人が、どれ程集まるか?政界再編で何も代わらないなら、細川内閣と全く同じ。世の中、悪くなっただけに終わらせては、いけない。そのためには、国民一人一人がしっかりと意見を述べるべきと思います。 

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