亀井さん、こちらのほうはどうするの?
アイフルが事業再生ADRの申請を行い、受理されました。
9月24日 アイフル発表 事業再生計画(案)の概要に関するお知らせ(事業再生ADR手続の正式申込および受理)
本当に大変なのは、どこなのか、金融政策として(単なる政府資金の導入のみならず、法の整備も含め)必要な対象は、何であるのか?そう簡単ではないと思います。そこをしっかりと見極めて実施するのが重要であり、選挙の票のために、政策があるのではありません、
消費者金融を支援しようというのではなく、むしろ次の報道が気になります。
日経 9月21日 貸金業者、1年で32%減 5月末5700社、規制強化で廃業増
業者が廃業した結果、ヤミに潜っているのではないかとの危惧です。業者側がヤミ金融業者となることもあるかも知れませんが、借り手が新規資金に恵まれたとはとても思えず、借り手がヤミ金融に手を出して深みに陥ってしまう恐れです。(アイフルも貸借対照表を見ると貸付残高が減少しています。)
グレーゾーン金利の廃止は、それでよかったかも知れないが、当時心配されたヤミ金融の増加懸念については、対策が施されているのだろうか?対策ができていないと、グレーゾーン金利を廃止ししても意味がないことになってしまう。グレーゾーン金利の返還問題は、裁判で争えばよいだけですが、立法により廃止することは、法律論争ではなく、実社会の経済取引のルールに関与することですから、実際に社会でおこっている減少をウォッチし、モニターを継続し、必要とあれば、次々と手を打つたねばなりません。
亀井さん、あなたは就任早々、モラトリアムなんて発言したのですから、貧困により消費者金融からも相手にされなくなった人達に対するケアも十分していただきたいと思います。
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