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2010年4月18日 (日)

政治の混迷

政治の混迷とは、従来ともすれば政局混迷の意味で使われているように思います。普天間や高速上限制は、非現実的なマニフェストを実行するとして、あいまいなままにしていた与党政治家の責任が大きく政治の混迷であると思います。

与党政治家を選んだ選挙民の問題でもあるが、一方で当時のもう一つの政党は更に酷かったと選挙民が判断したのだから仕方がないと思います。二大政党制や政権交代が解決になるのではなく、国民がまともな正しい考え方をする政治家を育てていないことが、最大の問題である気がします。

1) 普天間

普天間はいつどのように幕を引くのでしょうね。5月末とか、そんな短期的問題ではないはずです。それを、「5月末までに私の責任でXXX」と言うのは、無責任きわまりないと思います。長期的に防衛をどうするか、米国基地をどうするか、沖縄をどうするかが、根本問題であり、これを議論せずして、解決しないと思います。

その上で、普天間をどうするかでしょうが、私の案は辺野古地上案で滑走路は50mにとどめ、ヘリコプター専用とする。辺野古基地周辺に住む人たちで、騒音や事故の心配がある人には、適正な補償を行い移転地を政府が準備する。費用的にも、これが一番安くてすむはずです。米海兵隊の多くの人たちはグアムに移転します。これで、米国の体面も保たれるはずです。

そのような案を当初から示して、解決に向かうべきが、ずるずると引っ張って信頼を失う指導者と呼ばれている人がいる。最も、その指導力がないと言われている人も、実は周りからガンジリガラメに縛られていて、ご本人の意志とは異なっているのかも知れませんが。しかし、そうであれば、政治家として失格なのですが。

2) 高速料金上限制

思いつき政策の範囲を出ない人たちだと思います。高速道路はどうあるべきか、鉄道輸送はどうあるべきか、フェリーや内航船舶はどうあるべきかの基本研究が欠如している人たちです。バラマキしか知らず、基本的事項の調査・研究に興味がない人たちは政治家失格です。

CO2の面や省エネルギーの面からは、鉄道や船舶が優れています。ただし、個別の貨物配達には、どうしてもトラックに頼る必要があり、積み替えには人手とエネルギーも必要であり、単純ではありません。しかし、長距離になるほど鉄道や船舶が有利になるはずです。それを高速料金上限制にすると、金銭面で長距離について高速を優遇することとなります。もし、するなら、高速が最も有利となる距離について優遇するのが本当の政策と思います。また、ETCをどう考えるべきかも検討すべきと思います。

ETCを将来普及させ、一般道においても、交通量の自動計測目的に使用することも可能だと思います。また、事故防止や取り締まりに活用できる可能性もあると思います。例えば、駐車料金の徴収に使用するのは、きわめて簡単と思います。道路建設の公共投資評価も簡単かも知れません。

考えなしのバラマキ政策は嫌なものです。合理的に説明できない政策は、国民を愚民と思っているように感じてしまいます。

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