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2010年12月22日 (水)

参議院の選挙制度改革

東京高裁を含め幾つかの裁判で、7月の参院選において1票の格差が5倍以上もあったことが違憲であるとする判決があり、参議院の選挙制度改革が、今後の議論の一つです。そのような中で、参議院西岡議長がドント方式による比例9ブロック案を提示したとのニュースがありました。

時事ドットコム 12月22日 参院議長が比例9ブロック案=選挙区は廃止、格差1.15倍

もし、この案にするなら、非拘束名簿のドント方式ではなく、中選挙区のような、個人戦(議員を選出する選挙)にすべきと思います。

政党を選ぶのではなく、人を選びたいと思います。

ドント方式では、政党に属していないと立候補ができず、当選してからは党の方針に縛られてしまう危険性を感じます。次の選挙でも当選したいと思えば、次も党から公認を得たいわけで、(自覚をしていなくても)正義より党(議員個人)の利益を優先してしまう恐れです。国民のための政治ではなく、政党のための政治になってしまいます。今の民主党を見ていると、つくづくそう思います。

二大政党制とか政権交代とかは、国民のための政治にならず、議員のための政治なのだという感覚を最近よく感じます。比例ではない、複数選出制9ブロック選挙になったら、頭角を現す人や、国民との対話(Netを通じてでもよいと思います。)を重視して、活動をする議員も増えると思います。対話とは、一方的に陳情を聞くのではなく、国会報告を含め自分の考えを述べ、国民の意見も聞くことです。そして、自分の様々な政治テーマについての研究を発表するのです。政党助成金は議員活動助成金とします。助成金の一部を使って、シンクタンクやコンサルタントに研究委託をし、その結果を公表すればよいのです。(自分の意見と異なる所があれば、自分のコメントを付せばよいのです。)

ネットが一つの政治を国民の身近なものに引き寄せる手段であると思うし、この際、時代変革に対応した制度にすべきと考えます。参議院では政党よりも議員個人の活躍が期待できるなら、日本の政治も相当よくなるのではと期待するのですが。

蛇足ながら、時事ドットコムに記載ある9ブロック案の議員数は、総議員数であり、参議院の場合は、半数毎の3年おきの選挙です。従い、選出議員数は最小の北海道ブロックにおいて6名であり、最大の南関東ブロックで22名です。

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