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2010年12月 9日 (木)

菅総理、軽く考えすぎでは

12月6日の菅総理記者会見が首相官邸のWebにアップされています。(ここ

その中に菅総理の発言に「・・・総理大臣という立場は、大変重い立場だと考えてきた中で、・・・」とあるのですが、ご本人は重いと思っておられるのでしょうが、私なんかが感じているのは、軽く考えすぎではと思うのです。

1) 小手先のごまかしをしてはならない

記者会見での菅総理の発言と記者の質問に対する回答を見ても、重要なことは述べずに、細かいことを述べて、それを成功と評価する。今問われているのは、日本の社会構造のあり方についてであると思います。雇用問題は、新卒者雇用のジョブ・サポーターの倍増もよいかも知れないが、産業構造の改革や新卒者以外の中途採用を拡大する労働市場への転換等根本本題に取り組むための方策・政策がなければならないと思います。

最後の質問者がTBS松原記者であり、「・・・・改めてお聞きしたいんですが、この政権は結局何をしたい政権なんですか。」と問われて、「・・・G20の前の3日間は、7時間、7時間、6時間の一般質疑、集中審議で、朝5時起きからずっとやっていました。・・・」なんて、何故言うのだろうと思います。

昔厚生大臣をやっていてO157問題が発生した時に、菅氏はかいわれ大根をむしゃくしゃと食べました。パフォーマンスとしてはよくても、本質的問題解決ではなかったはず。同じようなことを今もしているように思えます。

2) 民主党マニフェストを作り替えては

民主党マニフェストは、選挙で勝つためだけが目的で作成されたと思います。その実効性は、当時は重要でなかったと思います。しかし、内閣として活動するには、実現性や実効性を無視してはなりません。

ムダを無くして政府支出の財源を作るなんて嘘を更に上塗りすることは許されないはず。法人税率を下げることも、地方税を含め税体系全体の中で考えるべきこと。税社会保障の番号制は、どうしても必要と思うのであるが、記者会見では一切触れられていない。

別の政党では、「党をつぶす。」と言って、そのやったことは別として、頑張った人がいた。総理とは、国民のために働く人であり、自分が属する党のためや、その党の支持者のために働く人でないことを常に心にとめておくことが必要です。党のマニフェストに従わずとも、国民のために活動することが重要です。

3) 将来展望の作成

将来展望がありません。ところで将来展望とは、将来の絵空事ではありません。それへの過程を含んだしっかりとしたロードマップです。

例えば、TPPに前向きな発言はするが、一方で農業政策は個別所得補償以外に政策は見えず、また将来展望は全く不明である。日本の農業の将来の展望が暗いと、農業者を含め予想しているのに検討すらしていないと感じる。読売には、12月9日 日本、またもや「化石賞」…COP16後ろ向きという記事がありました。少し前は、25%削減とか言ってはしゃいでいました。ギャップの大きさを感じると共に、説得力ある展望を示せないから、無茶苦茶になっていると思います。

正しい活動をしていれば、必ずよい発展につながると私は信じます。政界再編があってもよいと思います。私が望むような小選挙区制の廃止は、そう簡単に実現しないと思えますが、小選挙区制が目的ではなく、国民が望む国民のための政治が重要です。

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