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2011年3月16日 (水)

太陽光発電は、計画停電に有効か

東京電力の地域では、ここ連日計画停電が続いています。こんな時に、ふと思うのが、我が家に太陽光発電があったならです。

ある程度は、有効です。うまくいけば、コンセント1個分の電力が得られます。自立運転コンセントがついている太陽光発電設備がある場合で、最近はほとんどあるのではと思いますが、次の環境省のWebをご覧下さい。

自立運転コンセントの使い方

では、これがあると万能かというと、次はシャープのWebですけれど、

停電時に電気を使うには(自立運転) 自立運転モードのご注意

ということで、発電量より大きな電力を消費する機器が使えなかったり、掃除機、冷蔵庫等のモーターで動く機器が使えなかったりします。それと、当たり前の話ですが、夜間は使えず、朝夕等太陽光が少ない時や雨・曇天でも制約を受けます。

いつもは、太陽光発電は、消費電力より発電量が大きかった時、電力会社に48円/kWhで売れます。しかし、停電とは電力会社の供給設備とつながっていないのであり、売ることができません。最も、こう言うと不思議がられるかも知れません。電線は繋がっているのですから。実は、その通りです。発電して電線に流すとお隣さんに電気が行きます。それどころか、電線がつながった相手先全てに電気が流れます。そんなたくさんの電気を自分の太陽光か供給できず、パンクするか、安全装置が働いて、送ろうとしても、送れない状態になります。

スマートグリッドだと声高らかに叫んでおられる方々もおられすのですが、スマートグリッドが成立するためには、そのためのインフラも必要であるのです。そのインフラの一つが、電圧・周波数安定の機能であり、アンシラリー・サービス(例えばこのWeb)というのも重要なインフラです。電力会社が電力供給をしていないと、アンシラリー・サービスがないので、電気を送れないとも言えます。

いずれにせよ、太陽光発電設備を持っていて、自立運転モードを使っていない方がおられたら、先ずは自分の設備が自立運転可能か調べて、可能であれば、是非お使い下さい。

でも、やはり電力会社から、電力が供給され、太陽光発電の電気の余剰分は電力会社に売ることができ、かつ冷蔵庫もエアコンも使えるのが、やはり一番よいことですね。

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