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2011年4月 9日 (土)

菅首相と福島原発ベント遅れの関係

福島第一原子力発電所1~3号基のベント遅れの原因に関して、産経は、次のようなことを述べている。

MSN産経 4月9日 原発事故1カ月…水失った原子炉、崩れた「神話」

の、3ページ目です。

「午前7時には菅が、後にベント作業の妨げになったと批判された視察に到着する。東電には首相に放射能を浴びせないよう配慮するような余裕はなかった。電源喪失で東電は弁を開けたくても開けられなかったのだ。ベント開始は、午後2時30分。海江田の指示から10時間が経過していた。」

この記事からすると、電源喪失で弁が開かなかったのであり、首相の訪問が直接の原因ではない。ベント開始の時間は、経済産業省発表の12日14:30と一致する。

真実は、やがて作成し、発表される事故報告書を待ちたいと思う。これだけの重大事故であり、早い時期の暫定報告を含め相当多くの報告書が公表されるはずである。また、IAEAも報告書を出す。日本政府報告書のみならずIAEAが発表する報告書も読まねばならない。特にIAEA報告書は、世界に向けて、今後の原子力利用と政策について重要な指針を与えるものであり、多くの議論がなされていく基礎となる。

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