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2011年5月25日 (水)

海水注入中断にはガバナンス欠如あり(続き)

次のニュースは、ガバナンス欠如の証明に思えます。

読売 5月25日 海水注入3時間半前、東電が保安院にFAX連絡

午後3時20分ごろ、福島第一原子力発電所は「準備が整い次第、海水注入を始める」と、原子力安全・保安院にFaxしたとのことです。準備が整い次第なので、できる限り速やかに、ちゅうちょせず開始するとの日本語です。

次の発言は、ガバナンス欠如を通り越して、ガバナンスなしでも正常との強弁と思います。(それすら通り越して、屁理屈になっている気すらします。)

読売 5月25日 事前FAXと政府説明は矛盾しない…枝野長官

私は、混乱を避けるために、発電所と政府との連絡窓口は、原子力安全・保安院に一元化していたのだろうと思います。それに基づき発電所はFaxした。しかし、政府首脳には、ガバナンスがなく、そんなことは気にもせずに、無茶苦茶であった。

自分の内部のガバナンスが欠如し、問題があったことを、「矛盾しない」と述べることは、信頼を失うことでしかない。反省を述べることは必要ないかも知れないが、少なくとも欠陥を但し、ガバナンスを樹立せねばならない。福島原子力災害は、政府の人災部分が、どれだけか、政策部分と事故発生後の収拾作業部分と、2つの部分で、今後よく検証・検討する必要があると思います。

今回の、この海水注入検討会議には、原子力安全・保安院の人も出席していたはず。出席していなければ、それも大問題だし、会議開始の冒頭部分で、原子力安全・保安院の人はFaxのことを述べねばならない。述べなかったとしたら、述べることを許さないような雰囲気の会議であったのだろうか?もし、そうだとすると、それも大問題である。会議一つできない、欠陥人間の集まりと思います。もし、これを会社にあてはめたら、重要なことを述べない出席者を叱り倒すし、発言させないような議長は、即刻退任させる。そんな出来事だと思います。

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