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2011年7月22日 (金)

気になった事件 「弘南バス生協使い込み」

あり得ることですが、何故防止できなかったのかと思います。

陸奥新報 7月21日 職員1億超着服か、弘南バス生協破産手続きへ

「口座には帳簿上約1億7000万円が入っているはずだったが、1000万円程度しか残っておらず、ほとんどが着服されたとみられる。弁済のめどは立っていない。」とのことであり、同生協の女性職員が着服を認めておりとのことで、1億6000万円が着服されたのだと思う。

1) 監査

独立した公認会計士監査が、最も信頼性がおけるでしょうが、それでなくとも監査制度はあったはず。監査人は、少なくとも期末には、帳簿残高と実際有り高をチェックしたはずと思うが、もし、それに抜かりがあったなら、監査人に対して、損害賠償を求められるか、求めるべきかと思う。

そして、それは、この生協理事長や理事に対しても、言えるのではないか。例えば、実印や銀行印は、どのような管理で、どうであったか。月次決算、毎月や適宜の帳簿と実際残高の突き合わせは、どのようにしていたか。「帳簿を2種類作成するなど隠ぺい工作をしていた」と記事にあるが、2重帳簿にすると、それは、それで、合わない部分が出てくる。変だと思ったら、外部の税理士、コンサルタントや会計士等を雇ってでも、解明すべきであったはず。無策でいて、理事会で破産手続きの申請を決定というのは、情けない話である。

ガバナンスとか内部統制なんて、言葉以前の実務問題があると思います。

2) 組合員が積み立てる貯蓄とは?

生活協同組合は、預金業務が認められていないはず。にもかかわらず、記事には「組合員が積み立てる貯蓄を管理していた女性職員が着服」とあり、これは何と思いました。

生協が扱う保険や共済があり、貯蓄型に近い商品もあると理解する。保険証券は、その保険の事業者から発行される。COOP共済なら、全国労働者共済生活協同組合連合会から保険証券が発行されると理解する。

生活協同組合というと、善意の団体でありと、信用しがちになるが、基本点はしっかり押さえるべきと思います。不安がある場合は、ブログ主でもお呼び下さい。

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