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2011年7月22日 (金)

首相発言への批判の批判

菅首相の発言についての、海江田大臣の7月21日の参院予算委員会での発言は、どう考えるべきなのかと思いました。

時事ドットコム 7月21日 「忍」の字も利かず?=「鴻毛より軽い」と首相を酷評-海江田氏

7月14日のこのエントリーで「本日も記者会見で、無責任思いつき発言をしておられるようです。」と書いたが、この発言を、まさか経産大臣が「本当に閣内一致しての発言なら『泰山より重い』が、一私人の言葉なので『鴻毛より軽い』」と述べるとは、思ってもいなかった。

菅首相の発言とは、この政府インターネットテレビにもあるように、正式な首相記者会見での発言です。例えば、米国オバマ大統領は、2009年4月5日に、チェコ共和国プラハのフラチャニ広場で、 核廃絶へ向けての演説を行った。これを、米国政府内での手続きを踏んでいないので鴻毛より軽いとは言えないはず。米国大統領という肩書きを持った人が、米国を含め世界に向けて発した言葉であると理解する。

私的な場で、友人に対して述べたのなら、一私人の言葉であり、鴻毛より軽いとすることは、一向に構わない。しかし、公式な記者会見で述べ、その内容は、公式に記録され、日本を含め、世界の人に公開されることを前提としての発言であったのだ。海江田大臣の批判は、根本的に狂っていると思う。

菅首相の発言について、私は、「思いつき」と表現した。公式な記者会見で述べることについては、責任を持たねばならない。即ち、責任が持てること、例えば、そうすべきであり、実行可能であることを述べるのが重要である。呼びかけることもあってよい。しかし、無責任発言は、許されてはならない。政治家は、言葉が職業である。その発言したこと、書いたことについて重い意味を持つ。無責任政治家は、退任すべきである。民主党とは、無責任政党と思えて仕方がない。

ふりかえれば、沖縄普天間・辺野古問題も、そうであったのかな。沖縄・日本国民に発言したことと、米国の当事者に発言したこととは、異なった二枚舌を使ったような気がする。社会保障・年金改革は、民主党の主張ではなく、それ以前の政策をほぼ踏襲する内容になりつつある。ムダを省いて政府財源を捻出することの真意は、選挙のための方便であった。ロイター7月22日 マニフェストに不十分な点があったことはお詫びしたい=菅首相とある。本当に、民主党が、反省し、詫びるなら、誤りを訂正したマニフェスト改正版を、直ちに発行し、党員と国民の批判を受け、更に洗練された、日本国民の幸福を目指すマニフェストを作成すべきただと思う。

しんぶん赤旗は、7月24日日曜版に、「名古屋 減税日本どころか“ゲンメツ日本” 河村市長の責任重大 公約と違う公金私用、薬事法違反も」との記事を掲載するようです。減税日本も民主党とほぼ同じか、それ以上と感じます。

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