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2012年4月 8日 (日)

内閣とは独立した原子力委員会を作るべき

理解不可能な人達であります。

日経 4月7日 政府、大飯再稼働へ検証指示 新安全基準決定 関電、9日にも回答

日経 4月7日 原発安全基準の要旨

これで安全であると言えるのでしょうか?私なら公正な人のオピニオンを求めます。そして、大臣達ではない信頼できる人の意見を尊重します。

そもそも、ストレステストとは、何であったのでしょうか?4月6日に経済産業省による関西電力高浜原発4号機のストレステストに関する報道発表がここにあり、これに付属している別紙や添付がストレステストの一次評価報告書と理解します。そこに、評価項目は地震、津波、地震と津波の重畳、全交流電源喪失、最終的な熱の逃し場(最終ヒートシンク)の喪失、その他のシビアアクシデント・マネジメントの6項目と書いてあるのです。これだけで、安全となるのか、説明なしで分かりません。従来から、安全であったのでは?との疑問と、そうでないなら、これ以外は?と思うからです。例えば、9月11日のように、ジェット機が自爆で突っ込んでも安全かを示して欲しい。何故なら、運転中は核分裂の状態であり、安全でないなら、福島よりはるかに大事故になるからです。プルトニウムの飛散もあり得ます。

4月6日に書いたタイタニック号沈没の謎でも触れたが、タイタニック号沈没で死亡者が多かったのは、不沈船と信じられていたことがあります。そして、沈没の大きな原因に品質不良のリベットが関係していることが分かったのは、沈没から90年ほど経過してからです。事故は、複雑です。福島第一原発も津波は、一つの原因であるが、放射性物質の飛散につながった水素爆発まで津波と結論づけるのは早すぎると思います。様々な面から、今後とも調査すべきです。水素爆発は防げた可能性があると私は思います。

これは、東京電力の2001年5月16日のプレスリリースに添付されている別紙7の福島第一原発の受電遮断機の写真ですが、津波ではなく地震で壊れているのが分かります。福島第一原発は、津波以外に地震でも損傷を受けている。夜の森線鉄塔の倒壊もそうだが、発電所内部には多くのパイプが走っており、損傷もあったと思う。未だに分からないのです。何故なら、放射性物質があるから、調査できない。

では、全てが判明するまで、待つべきかと言えば、合理的な判断が可能であるなら、それに従ってよいと思う。但し、正しく監視できることが条件となりますが。

ちなみに、政治家は完全にノーです。これは、経済産業省のWebの不思議な資料「原子力発電所の再起動にあたっての安全性に関する判断基準」です。こんな単純な説明で原子力を扱って欲しくはない。政治家関係の極めつけは、このニュースポストセブン 3月20日

経済産業省原子力安全・保安院の中村幸一郎・審議官が、「(1号機の)炉心の中の燃料が溶けているとみてよい」と記者会見で明らかにした。ところが、菅首相は審議官の“更迭”を命じた。
「菅首相と枝野官房長官は、中村審議官が国民に不安を与えたと問題視し、もう会見させるなといってきた」(経産省幹部)

との記事です。こんな連中に原子力の安全を委ねるわけにはいきません。内閣から独立した委員会を早急に設置すべきです。政治家ではない信頼できる人を選んで、安心しましょう。

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