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2012年5月13日 (日)

許してはならない再生可能エネルギー高値電力買取

やはり、どう考えても、高すぎるのです。

直前の日本経済沈没の恐れでは、インドを比較の対象として書いたが、今回は、米国のNPDという調査会社(Webでみると日本法人もあります。)の太陽光ビジネスに関するこのWebの情報を参考にします。

1) 下がり続ける設備価格

どんどの価格は下がり続けています。薄型液晶テレビと同じ状態です。それを高値で20年間も固定しようと言うのですから、狂っているとしか言いようがないと思う。

次のグラフは、このページのDownload dataを描いたのですが、1年前と比べて25%近く値下がりしています。(円換算は1ドルを80円としています。)

Solarmodule20125
モジュールとは、太陽光の発電パネルのことで、ワットあたりの価格なので、3.5kWの場合は、3,500倍なので、8,750ドルであり、80円で円換算すると70万円になります。1kWあたりは、18万円程度。交流の電気にするために、変換器や制御設備、そして工事費も必要であり、モジュール(発電パネル)でけで済まないが、この価格が下がっていることは、当然全体のコストも下がります。実は、実勢価格は、これとほぼ同じとの噂もあるぐらいです。

なお、Webには2001年からのグラフがあるが、5.5ドルだったので、10年で半額になっているのです。一般消費者に高値を押しつけるやり方には反対します。

2) 下がり続ける発電コスト

同じDownloadしたdataに太陽光発電の参考発電コストがあり、グラフを書いてみました。

Solargenecost20125
やはりインドと同じです。何故12-15円の電気が日本では40円で正当化されるのでしょうか?

高い電力買い取りで喜ぶのは、太陽光発電に参入しようとしている業者で、機器メーカも少しは喜ぶ。一般消費者は、対抗策が何もなく貧しくなるだけ。それも、悪い政治の結果として。前回リンクを張った経済産業省資料の数字は、むちゃくちゃです。太陽光の運転維持費がkWあたり年間10千円なので、kWhあたりにすると10円です。実際は1円程度で、全ては発電業者の利益なのだと思う。だから、大型の方がコスト高というあり得ない想定がなされている。そして、IRR6%と言うことは利益率6%より、遙かに高い利益率を業者に約束することです。ちなみに、20年でIRR6%は、資本利益率では平均8.66%以上になります。

そもそも、IRRという考え方を導入することが間違いであるが、それすら理解できていない人達がやっている。何故競争原理を取り入れないのか?間違った計画経済ほど人々を不幸にすることはなく、また特定の人に利益が集中し、多くの人が貧しくなる。子孫に負債を残すことは、すべきではないと考えます。

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