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2012年6月 8日 (金)

5月31日発表の完全生命表

完全生命表とは、少し表現が変に思うが、厚生労働省が毎年発表する簡易生命表ではなく、5年ごとに国勢調査の結果に基づいて発表しているバージョンとの意味であります。5月31日に発表されたのは、2010年の生命表です。47ニュースとダウンロードができる厚生労働省のWebを紹介しておきます。

47ニュース 5月31日 女86・30歳、男79・55歳 2010年の平均寿命確定

厚生労働省 第21回生命表(完全生命表)の概況

グラフを見てみるのが早いので、次のグラフを書きました。

Lifeexpect2012a
人口ピラミッドとよく似ているが、これは現在の生命表の確立で生存するとして出生数が10万人と仮定した人口ミラミッドです。女の方が常に生存している人が多く、80%以上の確立で生存する年齢は、男70歳ですが、女は79歳です。長寿の目安として20%以上の人が生存している年齢は、男90歳で、その後平均約95歳まで生存され、女では95歳であり、その後平均ほぼ100歳まで生きられるようです。

長寿を別の指標で示せば、100歳以上生存される方は、2010年の統計ベースでは、男では1.3%、女では6.3%です。

一般的な指標が平均寿命ですが、平均寿命とはゼロ歳の時の平均余命です。平均寿命と、もう一つの指標として50%以上の確立で生存する年齢を、1995年以降は、どのように変化したかをグラフにしてみました。

Lifeexpect2012b
1995年から2010年にかけての15年間で、平均寿命は男約3.1年、女は3.3年伸びました。ところで、半数以上の人は、上のグラフの通り、平均寿命より長く生きます。男3.0年、女2.9年ほど平均寿命より長く生きるようです。老後をしっかりと設計しなくてはなりません。

次は、統計による生命カーブで、1995年からどのように変化したのかの全体像を掴むために書いたグラフです。

Lifeexpect2012c
やはり少しずつ伸びてきたのです。ところで、このカーブの減少数(左への傾き)は、死亡数と一致するので、年間死亡数のグラフも描くことができます。

Lifeexpect2012d
2010年生命表からすると、男85歳、女91歳での死亡が一番多いこととなります。統計から見た数字であり、個人の一生は、千差万別です。なお、平均寿命はゼロ歳の平均余命なので、それより長く生きる人が多いのです。長寿であることは、長く人生を楽しめることであり、長く社会に貢献できることと思います。

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