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2012年11月 3日 (土)

不動産鑑定の意味

2011年2月21日に書いたかんぽの宿層雲峡から、暗黒の世界をのぞき見た?に多くのアクセスを頂いています。理由は、次のニュースからだと思います。

朝日 11月2日 旧かんぽの宿過大評価、不動産鑑定士6人処分 国交省

国交省の11月2日付けの報道発表は、ここにあります。

この不動産鑑定士に対する行政処分は、不当に高い評価額で不動産鑑定を行ったことが理由です。

ところで、この報道を読むだけでは一面的すぎるのであり、ここに2011年8月26日付の国交省から日本不動産鑑定協会に対する通知があります。この通知は、日本郵政公社(当時)からの依頼による「かんぽの宿等」の不動産の鑑定評価にあたり(故意に)低い評価を実施したことに対するもので、行政処分と行政指導を行っています。

かんぽの宿層雲峡問題は、2011年2月21日のブログを読んでいただければと思います。今回申し上げたいのは、不動産鑑定を絶対視してはならないことです。不動産は、その利用により大きく価値が変わります。うまく利用すれば価値が増し、うまく利用できるように開発すれば価値が増加する。しかし、かんぽの宿がその例かも知れませんが、利用が計画での期待通りとならなかったら、無価値やマイナス価値もあり得るのです。(マイナスとは、美しい自然を開発という名で破壊し、破壊のみが残る場合を含みます。)

かんぽの宿の不動産鑑定をめぐって1年数ヶ月の間に低すぎるということと、高すぎるということで2つの行政処分があったので思わず書いてしまいました。

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