都道府県別平均寿命
高齢化社会のことを書いていたこともあり、都道府県別の平均寿命の表を作成した。資料は、厚生労働省が2013年2月28日に発表した平成22年都道府県別生命表の概況(ここからダウンロード可能)による。(トップテンはピンクで、低い方の10都道府県はブルーで彩色した。)
長野県が男女ともトップです。1970年と比べると男で10歳近く、女は11歳以上平均寿命(0歳の平均余命)は伸びている。なお、1970年について沖縄県のデータは資料になく、1975年の平均寿命を記載した。
1970年頃は、55歳定年の会社が多かったように思う。それからすると、65歳定年が今の当然の姿と思える。しかし、単に定年が10歳延長となったのみでは、進歩がない。多様化してよいはずで、子供が独立した後は、収入より社会貢献を重視した生き方の選択とか、若い頃にできなかった生き方を選べるようにするとか。残念ながら、まだそんな社会の実現には至っていない。しかし、努力をして、そのような方向に向けていきたいことと思う。
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コメント
平均寿命は、周産期、乳児、幼児死亡率も含まれるので、65年、70年の統計は、産科の努力中でしたから。65歳上の寿命はもう少し長いかも。それでも、脳卒中、心臓疾患を抜いて悪性腫瘍が一位の80年以降は、75歳以上の寿命という事は言えるでしょうね。 高齢者の慢性疾患でのリピートの救急利用が救急医療を圧迫しているわけで。
投稿: omizo | 2013年6月 4日 (火) 21時29分
omizo さん
コメントをありがとうございます。
ご指摘の通り、平均寿命はゼロ歳の平均余命であり、高齢者のみの指標ではない。しかし、平均寿命が延びたことは喜ばしいことと思います。
なお、長野県については学ぶべき点があるように私は思っています。最も、そこまでの調査に私自身は至っていません。
投稿: ある経営コンサルタント | 2013年6月 4日 (火) 22時22分