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2013年10月19日 (土)

原発廃炉で4000億円の賠償?

福島の事ではなく、6月11日にこれで書いた米サンオノフレ原発の事です。報道は次です。

東京新聞 10月17日 原発廃炉賠償 仲裁申し立て 米電力会社 三菱重と協議不調

4000億円は、三菱重工にとっても少ない金額ではありません。三菱重工の発表は次です。

三菱重工 2013年10月17日 当社に対する仲裁申立に関するお知らせ

三菱重工は、「・・・契約上の当社の責任上限は約1億3,700万米ドルであり、・・・現時点で当社業績への影響はないと考えております。」と述べており、140億円程度であり、最大でもこれが上限かと思える。しかし、仲裁を申し立てた米電力会社SCEの主張もチェックする必要がある。SCEは、サンオノフレ原発関係の三菱重工製蒸気発生器問題についての関係書類をこのWebページで公開しており、大量にあります。

その中でこれは、仲裁申立書であり、SCEの主張について書いてあります。例えば、仲裁申立書5ページ目に三菱重工が主張している責任上限約1億3,700万米ドルについては、”Mitsubishi cannot shield itself from the consequences of its misconduct here: the Contract is governed by California law, and under California law, limitations on liability are not enforceable in these circumstances.”と書いてあり、契約の準拠法であるカリフォルニア州法において三菱重工の責任は限定されないとしています。

カリフォルニア州法に限らず、慣習法である英米法における義務の考え方は、限定的ではなく、根本的な所から解釈していく面があるので、素人の私にとっては、どのようになるのか予想できない状態です。

サンオノフレ原発関連のニュースで「そうだな」と思ってしまったのは、次のニュースでした。

LA Times October 16 Despite San Onofre nuclear plant shutdown, sirens to blare Wednesday

サンオノフレ原発からサイレンが高らかに1日に50回も鳴り響いたと言うことですが、既に廃炉作業に入っている原発です。しかし原発には、廃炉にしても、未だ核燃料や高濃度放射性物質は存在する訳で、安全状態にすぐになっている訳ではない。サンオノフレ原発のサイレンは、万一事故があった時の警報用であるが、もしサイレンが故障して警報が機能しなかったら大変である。そこで、検査のために鳴らして検査をした。

一瞬、福島は、もっと危険ではないのか、万一の警報体制は、どうだろうかと思ってしまいました。

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