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2013年10月 3日 (木)

やはり良くない二大政党制

二大政党制とは、国民の方を向かない、自分の次の選挙得票のみを気にする政治家を生み出す良くない制度だと思っています。このことの認識を強くさせてくれたのが、米国の予算不成立による政府機関の閉鎖です。

日経 10月2日 米暫定予算成立せず、債務上限交渉に影 米政治の迷走続く 政府機関一部閉鎖

この事態について、良い解説をしているのが、次の日経が掲載している英Financial Timesの記事と社説の翻訳と思います。

日経 10月1日 [FT]オバマ潰しをもくろむ米共和党の無謀な戦い

日経 10月2日 [FT]米共和党の瀬戸際戦術は誤り 世界にも影響(社説)

なお、英語ですが、同様なNY TimesとWashington Postの社説へのリンクも掲げます。

NY Times 10月1日 Our Democracy Is at Stake

Washington Post 10月2日 In D.C., compromise is a dirty word (and should be)

英語を読む際、念のため、GOPという言葉は、Republican Partyで共和党を意味しており、共和党の議会WebですがこれのようにGrand Old Partyとしています。

NY TimesのThomas Friedmanの社説もすごい文章で始まっている。”This time is different. What is at stake in this government shutdown forced by a radical Tea Party minority is nothing less than the principle upon which our democracy is based: majority rule. President Obama must not give in to this hostage taking — not just because Obamacare is at stake, but because the future of how we govern ourselves is at stake.

茶会党を選挙で敵に回したくないのは、共和党の議員です。民主党の議員は、はじめから敵でしかないので、関係ない。自分の党の一派にすぎない茶会党の活動により再選されないことの恐れを、同じ党の議員が持ってしまう。その結果が、このような変な事態を生んでしまう。

オバマも簡単に医療保険改革で妥協をできない。民主党政権で成立した様々な法の修正・緩和を求めてくると予想させれるし、民主党が将来的に考えている銃の規制、最低賃金のアップ、環境規制強化も困難になると予想される。

最終的には、共和党の中の穏健派が動き、打開されることになると思う。しかし、二大政党制という良くない制度の欠陥がもたらした悲劇でもあると思う。200年前にUnited Statesが成立した時代には、広大な面積の連邦国家を統治する手段としての議会は二大政党制によらざるを得なかった。しかし、ジェット機とインターネットの時代には、米国も二大政党制より更にふさわしい制度を研究すべき時に入ったと思う。

狭い日本においては、二大政党制は無意味と考える。議員が国民のために活動するインセンティブを生み出す制度が良いと考える。

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