日本の男女格差は世界136国中105位
世界経済フォーラム(WEF:World Economic Forum)が発表した男女格差指数では、日本が世界136国中105位でした。
日経 10月25日 男女平等指数、日本3年連続低下の105位 世界経済フォーラム
思い出すのは、安倍首相が9月26日に行った国連総会での演説です。「ではいかにして、日本は成長を図るのか。ここで、成長の要因となり、成果ともなるのが、改めていうまでもなく、女性の力の活用にほかなりません。」と述べておられたのです。もっとも、容易なことではない。「国が率先して取り組む」なんて、戦争をする訳ではなく、「社会全体が取り組んでいく」との形が正しいのだと思います。安倍首相の演説はここにあります。
WEFの男女格差のWebはこれであり、このページをたどっていくと報告書のダウンロードも可能である。
105位と言うことは、日本も将来の発展可能性が大いにあるとの意味に考える。ここで、その全136国(この中に北朝鮮はデータが入手できずとして含まれていな)のランクを紹介するより、WEFが高所得国とした49国についのランキング(報告書17ページ)を紹介しておきます。
北欧諸国が上位を占めており、日本が参考とすべき点も多いと思う。多くの人が、日本を発展させ、豊かにするため研究すべきだと思う。日本国内で予算のぶんどり合戦をしたり、足の引っ張り合いをするより、上位諸国の研究が大事です。例えば、日本の男女格差は少なくなっている部分もあるが、逆に大きくなっている部分もあると思うからです。
次(クリックすると拡大)が日本についての個別評価の1ページ目(報告書236ページ)です。現在の日本において、経済力については、女性が高収入を得られる業務に就けておらず、日本の男女格差は大きいと思う。政治分野への進出(代議士・大臣)にしても、確かにその通りであり、私は、その最大の原因は小選挙区制にあると思っている。誰もが政治に参加し、政党幹部に媚びを売らずとも代議士になれる制度を日本が作っていかないと日本の成長は望めないと思う。
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