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2013年11月22日 (金)

アメリカ合衆国の格差問題

日経が、英フィナンシャル・タイムズ紙の記事として、次を掲載していた。

日経 11月22日 [FT]米国、もう見過ごせなくなった格差問題

上位1%が多くの富を享受し、この所得層の所得は31%増加しているが、一方で99%の人は0.4%しか増えていない。

上位何パーセントで区切るかの区切り点は異なるであろうが、日本でもおそらく同じことが言えるだろうと感じる。ところで、この記事の最後の部分が読んで、理解するのに、頭に入りにくかった。そこで、原文ではどうなっているか、読むと、比較的すんなりと理解できたので、この部分の原文を紹介します。次の所にあります。

FT November 20, 2013 Inequality moves to the front line of US politics(By Richard McGregor in Washington)から、

But efforts by the left of the party to extend regulation and expand the  social safety net face substantial obstacles, especially the tight fiscal  outlook projected to last for years and the challenge of finding new sources of  growth.

Mr Galston, though, believes debate over inequality might have reached a  turning point, even in the US, which has traditionally celebrated wealth.

“It seems to be at a point where people are saying enough is enough,” he  said. “There are limits beyond which even Americans won’t be pushed.”

to extend regulation and expand the  social safety net 』の訳は、通常であれば、「規制を強化し、社会のセーフティーネット(安全網)を拡大」となるのでしょうが、単純に「制度を充実」程度の感覚が良いのだろうと思った。

2段目の『the US, which has traditionally celebrated wealth.』については、成功物語を賛美することが米国文化であるが、それとある程度は逆行する方向も打ち出さざるを得なくなった現状になってきたのだと思った。

そして、最後の段の日本語訳「この議論は人々がもうたくさんだ、我慢できないと言っている段階にあるようだ。限度を超えたら米国人でさえ納得しなくなる」は、うまい訳だなと思った。

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