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2014年6月12日 (木)

残業代なし1000万円以上でよいのか

年収1000万円以上の場合は、週40時間という労働時間制限を外せる「ホワイトカラー・エグゼンプション」を導入する方向で政府は進めています。

日経 6月11日 年収 最低1000万円以上 政府、労働時間の規制外す 専門職に限定

これで良いのかなと思うのです。つまり、2000万円とか3000万円なら、そのようなこともありかなと思う訳で。

もし、そうなったら、会社は従業員に選択をせまりますよ。もし、出世したきゃ、残業代なしを受けるか、1000万円以下で生涯働くかって。自由に時間選択できるなんて、現実にはそう簡単じゃないですよ。会社の中で一人で別の仕事をするなら、あり得るでしょうが、会社である以上は、その良さを出す。チームで働くことができる訳で、チームで働くなら、自分の都合で全てを決められない。ある程度は、縛られる訳で。

更に付け加えれば、実は現状においても、似たような状態で、サービス残業が蔓延している中で、サービス残業の合法化になってしまうと思います。そして、多分名目だけの役職者も既に残業代なし状態になっている。それが今後、「お前は、専門職でないから、これ以上の給料アップはなしだ。」いや、減らされたりして。

労働組合が強い時代に、こんな話が出てくるなら良いのですが、今の時代だと可哀想なサラリーマンが増えそうな気がします。

現状においても、専門職であれば、雇用契約ではなく、請負契約の形にすれば、契約した業務が対価なので期限はあるが、時間拘束はない状態になる。しかし、雇用契約なら仕事(Job)の範囲が広がる可能性もある訳で、「ホワイトカラー・エグゼンプション」なんてのを導入するなら、その導入当初は2000万円、3000万円あるいはそれ以上から始めるべきです。

政府は、来年の通常国会に労働基準法の改正案を提出しようとしており、まだ間に合います。自分が、そうなりそうだという人は、賛成あるいは反対と声を上げるべきです。

本問題について朝日の変な記事がありました。「どんなに長く働いても、成果で賃金が決まる制度の導入が決まった。」で記事が始まる。労働基準法が改正されたのかと誤解をします。この記事です。

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