« 高すぎる再生可能エネルギーの発電買い取り価格 | トップページ | タイの病院がエボラのワクチン開発 »

2014年10月 1日 (水)

8月下旬からの急激な円安からの脱却方法

10月1日は、一時的に米ドルが110円を越える時があり、8月下旬から急激な円安になっている。

日経 10月1日 経財相「過度の円安は経済にプラスにならず」

今年になってからの米ドル為替レートのチャートは次の通りである。

Usdforex201410
8月下旬からの急激な円安が上のチャートから一目瞭然である。102円から110円になれば、輸入品の価格が約8%値上がりする。非常に厳しい状態であると考える。不況下のインフレが始まる可能性がある。まもなくデフレが懐かしくなるだろうなと思ってしまう。消費者にとっては、物価高と消費税10%が待っている。

円高の原因と対策は、どうすべきかであるが、日銀が政策金利を上げることである。為替レートに最も影響を与えるのが、その通貨の金利である。信用できる複数の通貨の間では、低い利子率の通貨が売られ、高い利子率の通貨が買われる。結果、買われる事が多い通貨は値上がりする(交換レートが悪くなる)。円・ドルで考えた場合、102円が1ドルと110円が1ドルとでは、1ドルを手に入れるのに102円を渡すか110円を渡すかの差であり、110円の場合は102円の時よりドルの相対価値は高いのである。逆に1ドルが80円の時を考えると、100円を得るためには1.25ドルを渡さねばならなかったのが、102円では0.98ドルですみ、110円では90.9ドルで済むのである。

このWebでLIBOR(London Interbank Offered Rate)金利を見ると、円(JPY)がCHF(スイスフラン)と共に金利が非常に低い。この低い金利が110円相場の最大の原因と私は考える。

Overnight Euro LIBOR 0.14286 % 09-30-2014
JPY LIBOR - 1 week 0.05357 % 09-30-2014
USD LIBOR - 1 month 0.15650 % 09-30-2014
CHF LIBOR - 3 months 0.00600 % 09-30-2014
GBP LIBOR - 6 months 0.71456 % 09-30-2014
USD LIBOR - 12 months 0.57860 % 09-30-2014

そもそも、日銀のゼロ金利や過度の緩和策には、百害あって一利なしの面がある。少なくとも、これほど継続していては、日本経済を破滅に導くと言うべきか、日本国民の大多数を貧困に導き、一部の富裕層の富を増大させることになる。

この年末にかけて、消費税10%が正式に決定する。もし、10%を見送ったなら、年金制度や医療は崩壊に向かい、日本経済と日本国民は破滅に向かうことになる。消費税10%を実現し、豊かな日本社会を作り上げようとするなら、日銀ゼロ金利を先ずは中止し、日本経済を立て直すべきと考える。

|

« 高すぎる再生可能エネルギーの発電買い取り価格 | トップページ | タイの病院がエボラのワクチン開発 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/200131/60406811

この記事へのトラックバック一覧です: 8月下旬からの急激な円安からの脱却方法:

« 高すぎる再生可能エネルギーの発電買い取り価格 | トップページ | タイの病院がエボラのワクチン開発 »