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2014年11月23日 (日)

水素を洋上風力発電で製造するという話からの派生

水素を洋上風力発電で製造するという話を聞きました。国立環境研究所の次のWebにもあります。

日本に適した洋上風力発電システムの検討

このWebの中に「発電単価は、資本費、燃料費、運転維持費の合計額を発電電力量で除した数値ですが、現状では1kWhあたり16.6円となり」とあります。

さて、1kgの水素電気分解に必要な電力を53kWhとすると、880円となります。電気分解装置に関する設備費用や保守・運転経費を加えると最終的にいくらの金額になるか不明ですが、岩谷産業が販売しようとする水素1キログラム当たり1100円以下で製造できる可能性はあるような気がします。そうなると、設備製造・建設・運転・保守に関してはCO2発生はあるものの、かなり低いレベルのCO2発生量に押さえられるのではと期待します。

なお、驚きは11月1日のこのブログで紹介した洋上風力の買取価格(36円+税)での20年間固定料金です。16.6円で発電して、倍以上の36円で20年間の販売が実現する。こんな制度を許して良いのでしょうか?再生可能エネルギーによる電力の固定価格高値買取は廃止し、市場競争による正常な姿に戻すべきと考えます。

再生可能エネルギーの電力固定価格高値買取制度を支持しておられる方には、原発神話はこりごりとしている人が多いようにも思います。再生可能エネルギーの電力固定価格高値買取制度が明るい未来を作ると言うのは、原発神話と同じような類と思います。

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