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2015年2月 1日 (日)

医師がブラジル人患者家族に「クソ、死ね」の背景

静岡県内の総合病院で、医師が、6歳のブラジル人少女に付き添っていた在日の父親に「クソ、死ね」などと罵倒したと、この家族がフェイスブックで訴え、病院側は不適切な言動があったことを認め、病院長が男性医師を厳重注意したとの報道があった。

「クソ、死ね」との発言が本当にあったのかどうか知りませんが、それに近い発言はあったのだろうと思います。しかし、同時にそのような発言を誘発するトンデモ発言が父親の方からもあったのだろうと思います。

私は、当初、この原因は間に入った医療通訳の日本語とポルトガル語の通訳に起因した誤解なのだと思っていました。医療ツーリズムの拡大による日本経済の発展なんて変なことを言った人がいましたが、高度医療になればなるほど、患者に対し病状を説明し、治療方針の理解を得なければならない。リスクについても納得してもらわないと、医療裁判を起こされかねない。(それでも、起こされるかもしれないので、医療側としてのリスク回避策は必要。)通訳も、高度な医療知識がないと、誤訳として損害賠償を要求される可能性があると思う。

しかし、よく考えると、この件では父親は在日ブラジル人であり、父親が病院に行っていることから、通訳は介在していない。真相は、どうなのだろうと思っていたところ、ある医師限定サイトに投稿されている記事の転載として書いておられる次の医師ブログがあった。

Dr lufthansaのブログ 1月28日 「くそ、死ね」搬送女児のブラジル人父に医師が暴言 ユーチューブ投稿動画にはキレた姿も 静岡

さらに次に行った病院先でも暴れて研修医が最初対応したのですが、それでも対応しきれず、小児科医が出ていき、○○ですね・・・とご説明、紹介状を見せずに、「あなたの診断を最初からしてください。」とI病院でも凝固を含めた採血をしており、○○で矛盾しない所見であるにも関わらず、再度採血を要求。自分の娘にもう一度針を刺させるだけでなく、I病院での採血の結果を見せずに、挑戦的な態度。 ?押された小児科医は午前6時に入院させるということです。 

○○には病名が入るのですが、プライバシーも関係するので、伏せておられる。「○○の経過としては通常の紫斑のみ、腹痛の出現なく」のように紫斑が出ることがある疾病で、受診当時は入院する必要はなく、自宅に戻り経過観察することで大丈夫というこの病院の判断が正しいはずです。なお、この病院では夜間緊急であったが、血液検査を実施して、家族に説明をしているのです。にも関わらず、その説明の途中で切れだして、ビデオ(多分スマホ)撮影をしネット投稿となったようです。

これも現代社会の一面だと思います。マスコミ情報を初め、様々な情報が飛び交っており、しっかりと判断をせねばならないと思います。そのような例の一つが「WHO、インフルエンザはワクチンで予防不可と結論」というような話です。WHOは、けっしてそのようなことを言っておりません。

WHO Influenza  Vaccine use

”Vaccination is the most effective way to prevent infection and severe outcomes caused by influenza viruses. ”

the most effective wayという表現です。完全な方法ではないにしろ、最も有効な方法です。

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