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2015年4月29日 (水)

フィッチの日本国債「シングルA」へと1段格下げ 

フィッチが日本国債を「シングルA」へと1段格下げしたニュースがあった。

日経 4月27日 フィッチ、日本国債を1段階格下げ 「シングルA」に

フィッチの発表そのものは、ここにあります。

日経の記事は、金利への影響はないと述べた人のコメントを出している。確かに、国債金利への影響は期近ではなしと考えて良いと思う。しかし、1年以上先あるいは更にその先を考えた場合、可能性はあり、深刻であると思う。

その理由は、Fitchの文章では” the Japanese government did not include sufficient structural fiscal measures in its budget for the fiscal year April 2015-March 2016 (FY15) to replace a deferred consumption tax increase”であり、政府財政の健全化見通しがないならば、誰がそんなバカな国債を買うかである。債務者である発行主体が無能力・無財産であるなら与信はできない。

短期的には、日銀が購入しているから、低金利で発行できている。しかし、日銀が買わなくなると金利上昇は間違いないと思う。安倍政権は黒田総裁をして国債を買い続けさせると予想するかも知れない。しかし、バブルは何時の日か崩壊するのである。

日本政府財政破綻と日本経済大不況の日が近づいているとしたならば、どうすべきか?解決は一つだけである。政府財政を破綻させないように、その前に大増税を実施するのである。実は、現政権は、法人減税を更に実施し、年金支給額切り下げ、医療費自己負担増額、高額医療費支給減額、高齢者医療費自己負担額増額、医療保険支払い制限、介護保険料増額等へ梶を切りつつある。増税しても、これらは必要であるかも知れない。

増税と負担増は、できれば避けたい。しかし、破綻した場合は、実はもっと悲劇的な状態になる。

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