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2015年7月21日 (火)

西伊豆町の電気柵2人感電死に関する安全対策

静岡県西伊豆町で19日午後4時半ごろにおきた電気柵の感電事故は悲しい事件である。2組の家族が西伊豆に休暇でやってきた。小学生の子どもが川で事故にあい、それを助けようとして2組双方の家族の父親が死亡し、その子ども二人が重いやけどをおい、母親一人は重体となり、そして地元の75の方が軽い怪我をされた。

日経 7月21日 静岡の2人感電死亡、電気柵の安全対策に不備か

報道では、電気柵を設置したのは、重体となっている母親の親類の男性で、川岸にあるアジサイの花壇をシカから守るためであったという。この男性は、相当のショックを受け、落ち込んでいるだろうと想像する。まさか人を死に追いやるとは思わなかったはずである。

このNHKニュース 7月21日では、漏電ブレーカーが設置されていなかったと報道されているが、私なんか、にわかには信じられない状態です。最近は、どの一戸建てやマンションでも過電流ブレーカーと漏電ブレーカーの2種類が設置されており、農業用の小屋だって設置されていると思いますから。もっとも、上の日経の記事には、変圧器には接続されていたとあり、そうなると変圧器の2次側の電気柵電線の回路には漏電ブレーカーが設置されていなかった可能性もある。

西伊豆は美しいところです。しかし、近年非常な過疎化が進んでおり、日本創成会議が2014年5月に発表した2040年の西伊豆町の人口は4097人です。2015年6月現在は8748人で、2010年は9469人であった。シカ、イノシシ、タヌキ等野生動物が多くなって不思議ではない。日本の地方は野生の王国に近づきつつあるように思う。しかし、それが単純に悪いことではなく、人と動物が共存する豊かな世界を目指すべきだと思う。そして、そのようなことに電気柵も有効であると思う。しかし、危険であっては、本末転倒である。電気柵の安全基準の確立を目指すべきである。つまらないふるさと創生の政府予算を少し削れば、電気柵安全性の製品試験に振り向けられ、地方を豊かに、日本の国を豊かにできると思う。

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