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2015年11月18日 (水)

仏TGV事故とリニア新幹線

11月14日仏北東部ストラスブール近郊でTGVが試験走行中に脱線事故を起こし11人が死亡し、37人が負傷、うち12人が重体という事故があった。この事故に関する記事を東洋経済ONLINEが掲載していた。

東洋経済ONLINE 11月17日 仏高速鉄道「TGV」脱線事故はなぜ起きたのか

この日行われていた試験は、営業最高速度時速320kmの認可を得るために、その10%増しの時速352kmで運転するもので」とあり、「事故発生現場は最高速度時速160kmの区間となっており、試運転では同様に10%増しの時速176kmまで引き上げて試運転を行う予定だったが、ほぼ最高速度に近い時速350kmでカーブに差し掛かり、脱線転覆したという説が有力となっている。」とのことである。

仮にスピードの出し過ぎであったとして、何故そのようなことになってしまったのか?スピード超過に対する安全装置は働かなかったのか?等も問われなければならない。

でも、東洋経済ONLINEの記事で、一番心を動かされたのは、次の部分であった。

報道でよく耳にする「新幹線の安全神話」などというのは、勝手な妄想に過ぎない。その裏で、日本のJR各社が事故を起こさないよう、常に緊張感をもって日々運行を続けてきたからこそ、いまだ開業以来、鉄道会社側を起因とする死亡事故ゼロを続けていられるのだ。」

安全神話など存在しない。その陰で多くの人たちが安全を心がけていることからの成果である。ところで、リニア新幹線とは安全であろうか?新幹線で経験をし積み上げてきた安全についての資産は活かされない部分があるであろうし、全く新しいシステムである以上、どのような事故が発生しても不思議ではないはず。テロに対しても非常に弱いと考える。自爆テロがあれば、その編成全てに被害が及び大勢の犠牲者が出ると思う。多分、セキュリティーチェックを厳重にして対処することになると思うが、そのための所要時間増加で超高速スピードの時間短縮は相殺される部分が出ると思う。

なお、超高速鉄道というと産経が次のニュースを報じていた。

産経 2015年1月7日 「最高速度600キロ」目指すという「韓国版新幹線」の面妖…日本のリニアより速く、それでも在来線で走らせて安全性は大丈夫か

リニア新幹線技術なんて、レール方式では250km/h程度が限界と考えられていた時代の発想である。レール鉄道で500km/hが実現可能であるなら、リニア新幹線は直ちに廃棄すべきと考える。500km/h新幹線の良さは、新規建設部分で500km/h運転が可能となると同時に、速度制限は受けるであろうが、既存の新幹線にも乗り入れ可能とできる。

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