日本のGDP成長率の世界比較
OECDが2月18日にGDPの中間見直し結果を発表した。日経の記事は次です。
日経 2月18日 日本の実質成長率0.8%増に下げ OECD16年見通し
なお、OECDの日本語による発表文はここにあり、英語はここにあります。
英語による発表の中を、たどっていくと次のチャートがあるのですが、日本は非常に低い成長率です。
OECDのEconomic Outlookから10年程度のスパンで主要国比較をすると、どのようになるかを見たのが次のチャートです。
やはりトップは中国でした。インドが、それに続いていたのですが、2015年から逆転が始まっています。中国、インドを日本と同列で比較するのは、適切でないかも知れず、中国とインドを除いて比較したのが次のチャートです。
どうでしょうか?東日本大震災の前年2010年以外は、経済が低迷している国となっています。安倍政権誕生が2012年12月なので、アベノミクスは2013年からです。結果、このチャートの判定では、アベノミクスは効果無しとなる。2014年以降最悪の結果です。
日本の経済を正常にすべきと考える。最低賃金を上げたり、所得税、法人税の増税を行って、政府財政の健全化をすると共に国立大学の助成金を増加したりして高等教育や研究活動に力を入れ、有能な人材を育成すると言うようなまじめな政策を進めるべきだと思います。
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