消費税増税の延期、ダブル選挙へと向かう予想
ズバリ私の予想は、消費税増税の延期、ダブル選挙へと向かうとの予想です。
現状この日経記事のように衆参同時選挙は否定しているが、勝つためには手段を選ばず、前言を翻すことはいつもの事というのが政治家であります。
軽減税率を適用する消費税法の改正は3月31日に公布され、国税庁もこのようなWebを作っています。食料品を扱う事業者に多大な業務を押しつけ、貧困層を苦しめるだけのたちの悪い軽減税率ですから、こんなものは中止するのが当然だと思います。
予想の根拠は、伊勢志摩サミットです。伊勢志摩サミットに参加する7国の実質GDP成長率をOECD統計から抜き出したのが次の表とグラフです。(最近の傾向を比較する目的で四半期前年同期比を使っています。)
議長国としてG7をどのように纏めるかです。経済について触れざるを得ないはず。米国は大統領選を間近にして、経済に関しては大きく手を伸ばしたくない。ドイツもシリア難民問題を抱え、積極策は避けたいはず。上の表とグラフのように、日本は7国で最低ではあり、刺激策をとなると、難しい。やれることは消費税増税の延期という経済対策です。
それと、自公与党にとって、良いことは当面望めそうもない。この時事ドットコムの記事は「大幅赤字避けられず=GPIF」と言っており、私もそう予想する。税金をつぎ込むか、年金支給額を減額するかであり、そんなことは選挙が当面ない時期にやるのが政治家であります。悪いことについて、7月までは火消しに努める。
ダブル選挙の発表時期はズバリ5月中旬です。5月中旬なら5月26,27日の伊勢志摩サミットに間に合うこととなる。
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