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2016年12月15日 (木)

滑走路無しで辺野古に移転を実施する

米海兵隊の辺野古への移転のための埋め立て承認の県知事による取り消しは認められないとした福岡高裁の結論が、20日に予定されている最高裁判決により確定する見通しであるとのニュースが12日にあった。

朝日 12月12日 辺野古埋め立て、沖縄県の敗訴確定へ 最高裁弁論開かず

13日の夜に、普天間飛行場に所属する米海兵隊のオスプレイが名護市の海岸に不時着水し大破する事故があった。

朝日 12月14日 オスプレイ、空中給油中にプロペラ損傷 「最善の決断」

この12月14日の朝日の記事には、次の記述がある。

ニコルソン氏によると、事故機は沖縄本島の東方約30キロ付近を飛行しながら空中給油機から給油を受ける際、給油ホースが切れてオスプレイのプロペラが損傷した。機体は不安定な状態になり、普天間への帰還を試みたが、パイロットの判断で、目的地を、市街地に囲まれた普天間ではなく、東海岸沿いのキャンプ・シュワブ(名護市)に変更した。しかし、たどりつけず、午後9時半ごろ不時着水を試みたという。

沖縄本島の東30km付近での空中給油の訓練中の事故で、普天間への帰還は市街地上空を飛ぶ事になり、危険性があるので、キャンプ・シュワブへの帰還を目指して飛行したが、残念ながら名護市安部付近へ不時着水となった。下の地図で右の半島が安部崎であり、左の半島がキャンプ・シュワブ(辺野古)である。それぞれ岬の先と先の間の距離は4.4kmである。

この地図を航空写真に切り替えてキャンプ・シュワブを拡大して見ると分かるが、グラウンドは存在するが、多くの建物がある。この状態でオスプレイが緊急着陸ではあるが、着陸できるなら埋め立てして滑走路を作る必然性はないと考える。

なお、キャンプ・シュワブは国道329の南側全てに広がっており結構大きな敷地である。埋め立てせずに普天間から移転するとしても、現在の建物のほとんどは取り壊して、海兵隊用の基地に作り直す必要がある。しかし、それでも埋め立てして滑走路を作るより良いはずである。ちなみに、GoogleMapで距離測定をすると、キャンプ・シュワブの端から端までの最大長さは1,500mある。

日本政府としては、普天間問題の解決に向けた初段階として、キャンプ・シュワブの埋め立て滑走路を取りやめた移設を米国に要請すべきであると考える。沖縄県との法廷闘争はなじまず、国民から賛同が得られる案を推進すべきである。

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