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2017年6月29日 (木)

小林麻央のガン死亡

小林麻央が乳ガンで若くして死亡したとのニュースがあり、驚きであった。何故なら乳ガンは、ほとんどの場合、死亡に至らないからである。そうして探すと、やはり恐ろしい報道があった。

タイトルだけですが『週刊新潮 2017年7月6号「小林麻央」の命を奪った忌わしき「民間療法」

記事の内容は次のようです。

2014年2月PL東京健康管理センターで人間ドッグを受け、左乳房に「しこり」が見つかり、虎ノ門病院を受診。その際は、良性の可能性ありとのことで、3月後の再受診を進められた。結局、8月後に再検査し、ガンと判定された。しかし、小林麻央は多忙であったのか、治療をしなかった。

ガンになっても治療をしないというのは、信じがたい事です。次のグラフを見て下さい。乳ガンの5年相対生存率は90%を超えています。乳ガンは死なない病気です。しかし、治療をしなければ死ぬ。

Cancer20176a

グラフの調査対象は2006-2008年診断例で合計371,469のうち乳ガンは61,622人の調査結果です。

次のグラフはガンの5年生存率を「限局」、「領域」、「遠隔」の3状態について表しています。

Cancer20176b

「限局」とは、ガンが発生した源臓器に止まっている場合。「領域」とは、所属リンパ節転移まであるいは隣接臓器までで遠隔臓器までは転移していない場合。「遠隔」とは、遠隔臓器、遠隔リンパ節などに転移・浸潤している場合です。

乳ガンは、「限局」の場合98.9%です。「領域」でも88.4%です。「遠隔」になると、やはり33.7%に下がってしまいます。

ガンは、見つかって怖い病気という性格より、見つかって放置すると命を落とす怖い病気なのです。ガンの中にも、生存率の高いガンもあり、その代表例が乳ガンというわけです。

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