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2019年5月 3日 (金)

昭和、平成、令和の経済政策

GDPは、国内総付加価値額であり、国内の生産活動を通貨金額で表すのであり、経済活動の指標である。次の図は、

Gdpjapan20195a

平成元年は1989年に始まった。この1989年12月に日経平均最高株価を付けた。実質GDPの前年比増加率も1988年に6.8%を記録したが、1993年にはマイナス1.5%となり、1988年が日本経済の絶頂期であったと言える。平成の時代とは、経済の面では、上の図のように1989年から始まる良くない時代であった。

もう少し期間を短くし、2009年からの10年間のGDPを図示したのが次である。

Gdpjapan20195bb

世界での比較

世界の国々と比較するにしても、ある程度対象を絞らざるを得ないが、余り絞りすぎると偏ることになりかねない。そこで、19カ国と比較したのが次の図である。日本は、1992年以降全体の中でも下の成長率が低い位置にある。

Gdpjapan20195c

判別しやすいように、7カ国の比較としたのが、次図である。

Gdpjapan20195d

2020年以降2024年までグラフの線が続いているのは、データの元となっているIMFのWEO(World Economic Outlook 2019年4月版)が2024年までの推定値も掲載しており、この推定値もグラフに含めたからである。一方、IMFの経済専門家は日本のGDP成長率は7か国の中では一番低いと予想しているとも言える。

一人あたりGDP

成長率が低くなったのは、成熟度があがったからとも言える。経済・生産活動の国毎の成熟度は一人あたりGDPを指標として扱うことができる。そこで、一人あたりGDPの各国比較をしたのが次の2つの図である。

Gdpjapan20195e

Gdpjapan20195f

GDP成長率では高かった中国は、一人あたりGDPでは未だ低い。しかし、日本の一人あたりGDPが十分高いとまでは言えず、これらの図から判定すると、もっと高い一人あたりのGDP成長を成し遂げる可能性は十分あると考える。

より豊かな国とするためには

経済が全てではない。心が豊かになることも重要であるが、とりあえず経済の話に止めることとして、参考になると思うのが、一人あたりGDPで2024年に80,000ドルを超える推定になっているシンガポールである。1980年には日本が9,466ドルでシンガポールは5,004ドルであった。2024年の日本の推定値は55,407ドルである。シンガポールは人口が6百万人にもならない都市国家である。地下資源には恵まれていない。日本が、経済発展の面では、学んで良い面は多くあると思う。その中には、ICTと呼ばれる電子通信技術があると考える。

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コメント

シンガポールは、隣のマレーシア、インドネシアから労働者が通勤してくる国です.
その様な国は、参考になりません.
あるいは、日本でも都市部だけのGDPを調べたらどうなるのでしょうか?.

経済成長より、日本をどの様な国にして行くのか、それを考える方が重要だと思いますが.

投稿: rumichan | 2019年5月 3日 (金) 20時19分

もう一つ書けば、中国のGDP.
中国では役人の評価がGDPで行われるので、皆、みかけ上のGDPを問題にした.
簡単にGDPを上げる方法、その一つが不動産投資で、中国には新築の空き家が一億戸程あるのではと言われている.
今一つは、輸出で外貨を稼ぐこと.中国では外貨を稼ぐ輸出企業に補助金が出るので、補助金目当てで赤字でも大量生産して輸出する.
もう一つおまけは、中国のGDPの数値自体がごまかしで、信用できないという話もある.
更にもう一つ、GDPは為替相場の影響を受けるので、為替レートも一緒にグラフにしておく必要があるはず.

投稿: rumichan | 2019年5月 3日 (金) 20時31分

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