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2020年11月18日 (水)

SpaceXって、すごいなあ

米企業SpaceXが開発・制作したロケットFalcom9が宇宙船Dragonを宇宙に打ち上げ、Dragonは日本時間17日午後1時すぎ、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングした。Dragonには、日本人宇宙飛行士の野口聡一さんを含め宇宙飛行士4人が搭乗しており、ISSに入った。

日経 11月17日 野口さん搭乗「クルードラゴン」 宇宙ステーション到着

1)Falcom9とH-IIBの比較

SpaceXのFalcom9と三菱重工のH-IIBの比較表が次である。

  Falcom9 H-IIB
全高 70m 56m
総重量 549トン 531トン
推力  7,400KN 11,416KN
宇宙低衛星軌道(LEO) 打上能力 22.8トン 打上能力 16.5トン(注)
静止遷移軌道(GTO) 打上能力 8.3トン 打上能力 8.0トン

(注)H-IIBの宇宙低衛星軌道(LEO)は、ISSの軌道への打ち上げ能力である。

SpaceXのFalcom9と三菱重工のH-IIBに大きな能力差はないと言えるかも知れないが、Falcom9が打ち上げたのは有人宇宙船Dragonであり、本年5月21日にH-IIBが打ち上げた「こうのとり」は実験装置等を対象した無人の宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle:HTV)である。有人宇宙飛行船を打ち上げることができるロケットってすごいなと思う。

2)再利用(リサイクル)

Falcom9の1段目ロケットは、何度も使えるのである。 ここ にFalcom9のYouTubeがある。この動画の最後が、Falcom9の1段目ロケットが地表におりる所を映している。 いやはや、すごいものだと感心する。

3)Falcom9の燃料は灯油

Falcom9の説明には”Merlin engines use a rocket grade kerosene (RP-1) and liquid oxygen as rocket propellants in a gas-generator power cycle.”とあり、液体酸素は使うが、燃料は「ロケット品質の灯油」ということで灯油である。H-IIBのように水素なんて前近代的燃料は使わない。

4)5兆円のユニコーン企業

ユニコーンとは角(つの)が1本の一角獣のことであるが、超巨大未上場企業をユニコーン(企業)とも言う。この8月19日のCNNニュース は、 SpaceXを460億ドルのユニコーン企業と題している。非上場で5兆円の資金を獲得しているのである。人工衛星の市場は大きい。安く打ち上げられるなら、世界中から顧客をいくらでも呼び込める。巨額の収入が期待できる。

米国の起業って、すごいなと思う。

(注)SpaceXのFalcom9と三菱重工のH-IIBの比較表で。Falcom9の推力が間違っていたので、7,400KNに訂正しました。

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コメント

>H-IIBのように水素なんて前近代的燃料は使わない。

何が前近代的なのですか?
詳しく説明してください.
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『ウィキペディア(Wikipedia)』
RP-1 ケロシン系ロケット燃料
アメリカ合衆国で広く使われるロケットエンジン用燃料。

ケロシンは無色で燃えやすい液体の炭化水素で、石油の分留で150 - 275℃の分留区画を占める(炭素数で12 - 15に相当)。かつては灯油ランプに広く使用されていたが、現在では灯油やロケット燃料やジェット燃料として使用される。
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炭化水素ならば、燃焼すれば二酸化炭素を発生するはずで、だとすれば炭素を含まない純粋な水素を用いた方が良いと思いますが.

投稿: rumichan | 2020年11月18日 (水) 21時42分

rumichan |さん
コメントをありがとうございます。
燃焼時のみを考えると水素は酸素との単純な反応となる。
しかし、水素を製造するには、莫大なるCO2の発生を伴う。また、輸送と貯蔵も同様で、冷却の為のエネルギーや、圧力容器の製造の為の特殊容器製造にやはり大量のエネルギーを必要とする。

全てを勘案して、実施することが重要であり、その一つのサンプルとなりうるかも知れないのが、SpaceXのプロジェクトかも知れないと思います。

投稿: ある経営コンサルタント | 2020年11月19日 (木) 17時51分

>H-IIBのように水素なんて前近代的燃料は使わない。

何が前近代的なのですか?
詳しく説明してください.
-------------------------------

であり、あなたの答えは水素が前近代的燃料である説明になっていません.

ケロシンはロケット燃料と書かれていますが、普通のジェット機の燃料であり、液体酸素を用いて燃焼させれば空気のないところで使用するロケットの燃料にもなるだけの話です.
そのケロシンが、水素に比べて何処が近代的なのですか?.
普通に考えれば水素の方が遥かに近代的なはず.


例えば太陽光発電を利用して水を電気分解して製造すれば、二酸化炭素は発生しません.液化するための冷却もしかり.

中近東の産油国では石油資源が尽き、太陽光とか原子力にエネルギー源を転換しようとしています.将来的には太陽光をエネルギー源として水を電気分解し水素を製造して輸出するのが、石油に変わる外貨を稼ぐための手段になると思われます.(実現しないと国家として生き残れないので、必死になってやるはず)

ノルウェーも、このまま行けば水力発電によって水を電気分解して水素を得る手段を選択するものと考えられます.

それ以外にも、褐炭から水素を分離しようとか色々考えられているようですが一時しのぎに過ぎず、光触媒により太陽光で水を直接分解して水素を得る方法が、日本が最も期待する方法であり、実現できないと日本は消滅への道を歩むことになるかも知れません.....

投稿: rumichan | 2020年11月19日 (木) 21時24分

ケロシン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B1%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%B3#:~:text=%E3%82%B1%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%83%B3%EF%BC%88%E8%8B%B1%E8%AA%9E%3A%20kerosene%EF%BC%89%E3%81%A8,%E7%9F%B3%E6%B2%B9%E8%A3%BD%E5%93%81%E3%81%8C%E4%BD%9C%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


ジェット燃料
詳細は「ジェット燃料」を参照
ジェット燃料は、ほぼケロシンからなる「ケロシン系」と、ナフサを混ぜる「ワイドカット系」に分けられる。

民間用の規格としてはケロシン系のJet AとJet A-1、ワイドカット系としてJet Bがある。これらはアメリカの工業規格ASTM D-1655で標準化されており、日本ではJIS K 2209がそれに準拠している。軍用にも各種規格がある。

ロケット燃料
ロケットエンジンでは燃料を大気圏外でも燃焼させるため、液体水素やケロシンなどの燃料のほかに酸化剤を搭載する必要がある。酸化剤として用いられる物質は、第二次世界大戦中のヴァルターロケットでは過酸化水素、同じくV2ロケットでは液体酸素、戦後のミサイルでは赤煙硝酸や過塩素酸アンモニウムなどである。ケロシンを燃料とするロケットの場合、酸化剤としては液体酸素が多く用いられる。

ロケット燃料としての性能(比推力)は噴射速度が高いほど、言い換えると燃焼温度が高く燃焼ガスの分子量が軽いほど、最終飛翔体と燃料の重量比(単に質量比と呼ぶ)がよくなる。したがって、理想的には液体水素と液体酸素の組み合わせがロケット燃料には最適である。しかしながら、液体水素は密度が低いためタンクが巨大になり、また液体酸素との沸点の違いからタンクの断熱構造が複雑になるなどの課題がある。すなわち、実際には燃料タンクなどロケットの構造材の重量も含めて考慮されるべきで、サイズが巨大になる多段式ロケットの1段目には、構造材の装置が簡単になり軽量化が図れるケロシンが燃料として採用されることが多い。

投稿: rumichan | 2020年11月22日 (日) 20時28分

メタン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%B3
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

メタン(独: Methan[† 1]、英: methane[† 2])とは、最も単純な構造のアルカンで、1個の炭素原子に4個の水素原子が結合してできた炭化水素である。分子式は CH4。和名は沼気(しょうき)。CAS登録番号は [74-82-8]。カルバン (carbane) という組織名が提唱されたことがあるが、IUPAC命名法では非推奨である。
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メタンガス=天然ガスの分子式はCH4.主成分は水素で炭素はわずかなので、燃焼時の二酸化炭素の排出量は少ない.
それに対して石炭は成分のほとんどが炭素なので、燃焼させれば大量の二酸化炭素が発生する事になる.

ケロシンも炭化水素、メタンガスも炭化水素で、結晶構造の違いか、あるいは水素と炭素の割合に違いあるのだと思います.
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もっぱら、燃焼(酸化という化学反応)により発生するエネルギーの成分は炭素と水素です.
(他の物質を燃やしてもよいけど、例えば硫黄を燃やせば即公害物質になります.無害で安価なのは炭素と水素なのです)
これを前提とした時、燃焼によって二酸化炭素を排出しない方法は二つしかありません.

1.空気中の二酸化炭素を分解して炭素を得て、炭素を燃焼させる.
2.水を分解して水素を得て、水素を燃焼させる.

1.の二酸化炭素を分解して炭素を得る方法は、すなわち植物の光合成です.
けれども、光合成には大きな欠陥があるのです.太陽光に対するエネルギー効率が2%程度しかありません.
太陽光パネルはおおよそ20%程度の効率があることを考えれば、光合成を利用しようとすると太陽光パネルに対して10倍の設置面積が必要となるので、現実的ではないことが分ります.

こう考えると、2.の太陽光パネルの電力によって、水を電気分解しようと言うことになります.
では、電気分解の効率は?、となるのですが、90%以上の効率があり基本的な問題はありません.

投稿: rumichan | 2020年11月23日 (月) 01時12分

電気分解の効率が、90%以上であるとしても、発生した水素を運搬するには液化したり、圧縮する必要があり、そのために多大のエネルギーを必要とする。
そして、なりより、折角太陽光パネルの電力があるなら、何故それを使うなり、蓄電しないのかになります。

投稿: ある経営コンサルタント | 2020年11月24日 (火) 01時13分

あなたは、基本的なことが何も分っていません。
蓄電する代わりの手段として、水素にして貯蔵しようとしているのです。

蓄電手段としては、例えば、
1.電池に充電する
2.揚水発電の貯水池に揚水して、貯水する
などが考えられます。

1.の電池は非常に高価であり、それに加え、例えば一ヶ月で10%づつ自己放電したら半年で半分になってしまう。
2.は現実に実用化されているのだけど、沖縄の海水を用いる揚水発電は、設備が廃棄されてしまいました。
揚水発電所の貯水容量は、通常8時間程度です。
日本で水力発電によって長期に渡って安定した電力を得ようとすると、ものすごい貯水量のダムを必要とします。
スイス、ノルウェーなどでは長期に渡って水力発電で安定した電力を得ていかすが、それは貯水量だけではなく雪解けが長期に渡って起きるので、長期に渡って水量を得られるからです。

このように考えると、水素はエネルギーを長期に渡って安定して貯蔵できる有効な手段なのです。
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さて、もう一度お伺いします。

>H-IIBのように水素なんて前近代的燃料は使わない。

何が前近代的なのですか?
詳しく説明してください.

投稿: rumichan | 2020年11月24日 (火) 21時44分

ガス田にトラブルが起きると復旧に長時間を要するため、ロシアは天然ガスの供給相手国に対して3ヶ月の備蓄を行うように要請していて、現実に各国は半年分程度の備蓄を行っているようです。
このように、天然ガス=CH4は大量の備蓄が可能であり、水素Hも同様に大量の備蓄が長期に渡って可能であるはずです。

電池で一か月分の電力を蓄えようとしたら、何れだけの電池が必要になるのか考えてみてください。日本ではダムの貯水量も同様で、日数に直したらたかが知れています。

分りやすく書けば、一ヶ月分の電力を電池で蓄電することは不可能だが、一ヶ月分の電力を発電するためのガスを貯蔵することは、現実に行われている事なのです。
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>そして、なりより、折角太陽光パネルの電力があるなら、何故それを使うなり、蓄電しないのかになります。
もう一度書いておけば、蓄電するために水素を利用しようと言っているのです。
電池では、長期間の蓄電は出来ません。

5月の連休には太陽光の電力が余ります。現在は九州だけですが、もっと太陽光発電が進めば全国で同様な事態になることは目に見えています。
その余剰電力を、電気自動車の電池などで蓄えようと言っていますが、時間にすればせいぜい一時間程度、揚水発電でも目一杯で8時間分。そして、その蓄えた電力もすぐに使わないと、次の日は蓄電できません。
けれども、水素の変えれば、一月でも二月でも貯蔵できるのです。

投稿: rumichan | 2020年11月25日 (水) 00時59分

国際水素サプライチェーン構築への取組
https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/energy_environment/ondanka_platform/kaigai_tenkai/pdf/002_04_00.pdf

川重が世界初の運搬船、水素は「第2のLNG」になるか
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00002/121000953/

1.オーストラリアは褐炭から水素を抽出
2.サウジアラビアは、太陽光発電の電力で水を電気分解
3.ノルウェーは水力発電の電力で、水を電気分解
4.日本は、太陽光他、自然エネルギーの余剰電力で水を電気分解

主な動きは以上のようなもので、1.の褐炭からの抽出および運搬では、川崎重工は褐炭から水素を抽出する技術の開発、および水素運搬船を建造し実証段階に入りました。

トヨタは馬鹿ではないので、水素がだめならば何時までも開発を続けては居ません。わずかでも可能性があるので車の開発を続けたので、川崎重工も褐炭から水素を抽出する技術を開発できたのです。

あなたのように、頭からだめと決めつけて全く考えを改めようとしないようでは、何処からも新しい技術は生まれてきません。

2.のサウジアラビアは、アラビア人は全く働かない国なのです。労働は外国人、もっぱらインド人に頼ってアラビア人は全く働こうとしない国なので、国策でスーパーのレジ係りはアラビア人でなくてはならないと言う法律を作って、アラビア人を無理矢理働かせています。
そう言う国なので、太陽光発電で得た電力で工業生産によって製品を作ることはありません。石油と同じようにアラビア人は働かないで外貨を稼ごうとするはずで、どういう方法があるかと言えば、水を電気分解して水素を作ることになります。

3.のノルウェーは、水力発電で電力の96%を賄える国です。不足の4%は何かというと、あまりに寒い国なので冬の2か月間にダムの水が凍ってしまい発電できないためです。ですから夏場に水力発電により水素を作り、冬場に利用すれば100%の水力発電が実現します。

4.の日本は先にも書きましたが、日本は自然エネルギーは太陽光に頼るしかなさそうであり、太陽光を増やせば増やすほど5月前後の季節に、余剰電力がどんどん発生することになるはず。その余剰電力で水素を作り、他の季節に利用しようと言うことです。

もう一度書いておけば、電池も揚水発電も蓄電できる電力は数時間にすぎません。ですから太陽光の電力を蓄えてもその日の内にその電力を消費してしまわないと、次の日は蓄電できません。それに対して水素は何ヶ月も安定して貯蔵出来るのです。

投稿: rumichan | 2020年11月26日 (木) 03時48分

水素 燃料電池の国内最大 技術集積地――山梨県、リニア中央新幹線 新駅の南で開発すすむJRの超電導フライホイール蓄電システム実証機
https://article.yahoo.co.jp/detail/da806f11007db12458b5aa88ff7e5d84d7816e66

また、この米倉山に設置してあるP2G(Power to Gas)システムでは、太陽光発電で得た不安定電力で、1500kWの水電解装置で水素を生産し、安定電力は利用・販売。ここで生まれた水素を貯蔵・輸送・利用・販売し、循環型水素エネルギー社会をめざす。そんなプランも実現にむけて走り出している。
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『太陽光発電で得た不安定電力で.....』

例えば電気炊飯器でご飯を炊く時、太陽光発電で日の照っているときは焚いて、日が陰ったらお休みでは、ご飯はまともに炊けません。同様に、工業製品は安定した電力がなければ製品の生産は出来ないのです。
けれども水素の電気分解は、日の照っているときは装置を稼働し、日が陰ったらお休みでも、同じ品質の水素が得られます。水の電気分解では、水素と酸素以外は出てこないのですから.....

投稿: rumichan | 2020年11月28日 (土) 22時03分

ENEOS、CO2フリーで水素製造…実証事業を実施、水素ステーションで活用へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/465355fa7cc36777e113bbac323d5ab74b05d8a9

投稿: rumichan | 2020年11月29日 (日) 03時10分

rumichanさん
多くの書き込みを頂いておりますが、私は先ず言いたいことは、地球上で製造されている水素の半分以上は空気中の窒素と化合させアンモニアを製造し、最終製品として肥料を製造するためです。

こんな使いにくい物はないというのが、水素であります。
例えば、家庭用LPGボンベとは71Lの容量で最大圧1.8MPaです。これに水素を充填した場合、充填できる水素の量は熱量換算でたったの14MJです。
同じ容器に、LPGであれば、同じ圧力で10倍近い128MJです。
灯油であれば、18Lは648MJです。
水素を燃料とするのは特殊な場合のみです。

投稿: ある経営コンサルタント | 2020年11月29日 (日) 23時48分

『私が言いたいのは』と書かれていますが、言いたいことだったら、なぜ今まで一言も書かれていないのですか?。
水素を原料にアンモニアを作る話と、水素をエネルギーとして利用する話とは、全く関係ありません。
どこかの国の総理大臣の真似をして、話をそらしてごまかそうとしないで下さい。

>H-IIBのように水素なんて前近代的燃料は使わない。

何が前近代的なのですか?
詳しく説明してください.
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あなたが言いたかったのは、例えば天然ガスから水素を作れば、多量のエネルギーを必要とし、同時に二酸化炭素を排出するから問題だということのはず。
ですから、水素を自然エネルギーで作れば、そうした問題は何も発生しない、それだけの事をあなたは認めようとせず、訳の分らない御託を並べているに過ぎません。

高圧の水素ボンベに充填するには多量のエネルギーを必要とするので、水素エネルギーの電気自動車を作っても、二酸化炭素の排出量はガソリン車を上回り、エネルギーも沢山必要となる。

1.日産自動車は水素を車に積むのではなく、エネファームのような水素の製造装置を車に積むことを考えた。
2.ホンダは高圧の水素の充填に多量のエネルギーを必要とするので、他社に比べ半分の圧力のタンクを採用した。

最初は皆、あなたと同じように考えて、その様に対策を考えました。
けれども、水素を自然エネルギーで作り、冷却も圧縮も自然エネルギーを用いるのであれば、日産の考えもホンダの考えも間違っているわけで、日産は開発を中止し、ホンダは他社と同じ圧力のタンクに変えました。

もっと分りやすく言えば、一番最初の水素を自然エネルギーで作りさえすれば、冷却も、圧縮も、その水素エネルギーを用いて行えばよいのです。

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日産の一番安い電気自動車のバッテリー容量は、確か24KW/hだったはず。
それを、30分の急速充電を行おうとすると、50kWの電源がいる。
ガソリン車の給与時間を五分と仮定すると、充電時間が30分ならば、充電に6倍の設備が必要になる。
同時に十台給油可能なガソリンスタンドと同等の充電設備を考えると、50KW×10台×6(倍時間)=3000KWの電源設備が必要である。

一日を平均すれば、充電に来る車の数は知れています。一日中ひっきりなしに充電に来るわけではないので、平均すればこんなに大量の電力いりません。
こんな風に考えると、充電スタンドに大容量のバッテリーを装備して、時間をかけてゆっくり充電した電力を、短時間に大量に車に充電する、そう言う設備が必要になりそうです。

電気機関車のEF64の定格出力は、2520KW。EF66は4500KWです。
以前、JR貨物が貨物列車の重量化、高速化を目指し、確かEH200、6000KWの電気機関車を製作したのですが、変電所の容量が不足して電圧降下を起し、まともに使えませんでした。

3000KWを電気機関車1台分と考えれば、大した容量ではありませんが、けれども決して小さな容量ではないのです。

投稿: rumichan | 2020年11月30日 (月) 19時08分

夕張のボタ山が10億円とかの価格で売れたはず。今の火力発電所は低品位の石炭で構わないので、ボタ山の石炭でも選炭すれば充分に燃料になります。
終戦直後、石炭不足の時、折尾の炭鉱が、やはりボタ山の石炭をもう一度選炭して販売しました。石炭を増産すればボタ山が高くなるはずなのに、だんだんと低くなっています。
鉄鉱石の価格が高騰したとき、製鉄会社は製鉄クズの捨て場を掘り返して、製鉄原料にしました。
このように、時代が変わればゴミが資源になります。
天然ガスも同じで、エネルギー密度が低く輸送コストがかかるので、パイプラインを建設しなければ利用できなかったものを、オイルショックの当時、日本が液化して運搬する技術を開発したようです。
また、パイプラインにしてもシベリアからヨーロッパまで建設するなんて、当初は信じられないことだったのではないでしょうか?。

褐炭から水素を抽出し運搬するのも日本の川崎重工が開発しました。EUが輸入関税として炭素税をかける予定で居るので、成功して欲しいではなく、成功してくれないと困る状態になりました。

自動車が全部電気自動車になった時、電池に必要なリチウムが存在するかどうか不明だと言われています。存在するにしても、資源が枯渇に近づくほど価格が高騰するのは必然なので、電池に頼ることが出来ないのは周知の事実と言えます。
現在でも、他のレアアースが値下がりしても、リチウムだけは一直線で値上がりを続けているはずです。ですから中国は、一度は全部の車をEVにすると言いましたが、すぐにHVにするに訂正しました。電池の生産が間に合わない、無理に増産すれば異常なリチウムの異常な高騰を招くことになります。

書き添えれば、水素を燃料電池として、発電設備と利用しようとしているのであり、誰も自動車の使用に限定して考えてはいません。
あなたのように心の狭い人ばかりではないのですから。

インドネシアは2000年代初頭に、生産量よりも自国の消費量が上回り、石油の輸入国になりました。サウジアラビア等他の産油国も同じで、人口の増加、生活水準の向上により自国の消費量が増えて、その分輸出が減ってしまい、自国の消費を減らそうと必死になっています。
ですから、冷却、輸送に失敗したとしても、太陽光発電による水素の電気分解は自国のエネルギー源としての開発は続くはずです。
日本も余剰電力の蓄電設備として、絶対に開発しなければならない技術なのです。

エネルギー密度を比較するとき、灯油と比較するのではなく、液化天然ガスと比較すれば実現可能かどうかすぐに判断できるはず。
先に私は書いておきました。ヨーロッパの国は天然ガスを半年分は備蓄しています。

投稿: rumichan | 2020年11月30日 (月) 19時55分

Amazonが、自社の倉庫用に纏まった台数のFCVのフォークリフトを発注したそうです。

公営機関の実証実験ではなく、民間企業の実運用であり、一年もすれば運用結果が出ると思います。

投稿: rumichan | 2020年12月 1日 (火) 03時37分

水素」「EV」で急速に国策が動き出したワケ
https://news.yahoo.co.jp/articles/64277a8f375d03a66ad80186f3901b3bfa411a7d?page=1

【新型ミライのFCシステム搭載】トヨタ、米国LA港プロジェクトで新型の燃料電池大型商用トラックを初公開
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d97beadab0028c92ff9b56cea990b5a12f48bf1

投稿: rumichan | 2020年12月11日 (金) 17時58分

ダイムラー、次世代の液体水素燃料補給技術を共同開発…燃料電池トラック向け
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c162b11666c139751a2eeddec0b846e5e5cce8c

投稿: rumichan | 2020年12月15日 (火) 17時48分

ダイムラー、次世代の液体水素燃料補給技術を共同開発…燃料電池トラック向け
https://news.yahoo.co.jp/articles/5c162b11666c139751a2eeddec0b846e5e5cce8c

水素燃料航空機のゼロアビア、アマゾンやシェルが出資
https://news.yahoo.co.jp/articles/52911b5a0892f60f449e74313a58c599e8f618ea

投稿: rumichan | 2020年12月16日 (水) 21時23分

水素燃料航空機のゼロアビア、アマゾンやシェルが出資
https://news.yahoo.co.jp/articles/52911b5a0892f60f449e74313a58c599e8f618ea


川崎重工、再生可能エネルギー由来の液化水素サプライチェーン事業化を検討
https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/2dababa25b0df74ee00c406240e305b78e2c3e84/?mode=top

投稿: rumichan | 2020年12月17日 (木) 15時57分

ダイムラーやボルボなど5社、水素燃料電池トラックの普及に向けて協力…「H2Accelerate」設立
https://news.yahoo.co.jp/articles/79e3ee5cb155237fc70fdf8a6afc5e48e1c95c1c

投稿: rumichan | 2020年12月22日 (火) 03時14分

韓経:三菱重工業「水素製鉄所」作る
https://news.yahoo.co.jp/articles/f5564582f7b360cf5e46409ccfbd03cb9b4fe408

投稿: rumichan | 2020年12月29日 (火) 11時22分

もう「ムダな研究」とは言わせない…脱炭素社会では「水素エネルギー」が大活躍する
https://news.yahoo.co.jp/articles/6f5c6cebc624f222be338caa6e5c09b804bc42d5?page=1

抜粋
*******************************
水素の輸送はごく最近まで、液化する以外に方策はないと考えられており、その際、マイナス250度以下の低温を保たなければいけないことが、水素の普及の大きなネックのひとつとされてきた。

この水素の輸送に大きな変化をもたらしそうなのが、日本のプラントメーカーの千代田化工建設が独自に開発した触媒技術だ。水素を原油の中に存在するトルエンと結合させることで、常温輸送を可能にしたのである。

現在、この結合物をブルネイから川崎港に運搬し、川崎港で水素を分離する実証実験をしている。輸送完了後に分離したトルエンは何度でも再利用できるほか、結合物は化学薬品扱いなので、超低温輸送を行う特殊な船舶は不要だ。陸上では薬品用のタンクローリーに搭載して運送することもできる。

こうした長所から、触媒を使ったトルエンとの融合物輸送の形が関係業界から熱い視線を集め始めているという。
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***********************************
さらに、この技術は蓄電にも適している。電気はこれまで蓄電池に貯めておくか、夜間電力を利用する揚水式の水力発電所で水を高いところに汲み上げて貯めておくかしか、貯蔵の方策が存在しかないことも問題だった。

千代田化工の触媒方式ならば、水素を貯蔵トルエンと結合した状態で貯蔵しておくことも容易なことから、「第3のエネルギー貯蔵法の誕生だ」(エネルギー問題に詳しいエコノミスト)という指摘もある。

やや脱線するが、水素から、水素よりも輸送が一段と容易なアンモニアを生成して日本に供給するサプライチェーン作りでは、三菱商事が事業化を進めている。

アンモニアや水素を化石燃料と混ぜて燃やす火力発電には、日本最大の火力発電事業者であるJERAが取り組む方針を表明しており、まず愛知県の碧南発電所で実用化する計画だ。
*************************************

投稿: rumichan | 2021年1月 5日 (火) 19時06分

その名は「AR1」、“脱ロシア依存”を掲げた米国製ロケットエンジンが完成
https://news.yahoo.co.jp/articles/1eb6a907a57aa5a3e58eb09b0ae812b3fda570ac


現在使用されているロケットエンジンはロシア製なのですね。
アメリカ製のエンジンの実用化はこれからであり、なおかつケロシンよりメタンの方が高性能だそうです。

投稿: rumichan | 2021年1月20日 (水) 14時37分

「水素戦争」は日本がけん引役?2050年までに1100兆円投資の水素市場最前線
https://news.yahoo.co.jp/articles/a460188650a66831153fb5fdb9ef148c0a9b5e9b

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学術誌Energy Research & Social Science2020年12月号に掲載されたベルギー・ゲント大学の研究者らの論文によると、水素経済に関連した国家戦略/ロードマップを発表した国の数は、少なくとも19カ国を越え、水素をめぐる地政学的競争は激化しつつあるという。欧州連合は2020年3月「EU Clean Hydrogen Alliances」の創設を発表、水素経済におけるグローバルリーダーシップを実現するため、欧州域内での水素バリューチェーンの拡大を目指す動きを開始した。

また同論文は、BloombergNEFの分析を引用し、中国の水電解水素生成装置の製造コストが欧米諸国に比べ、すでに83%も低くくなってることに言及し、レアアース、太陽光発電、EVなど重要なエネルギーテクノロジー分野において再び中国に支配されるのではないかとの懸念が広がっていると指摘。こうした懸念が競争を激化させる可能性がある。

実際、Japan Times2020年11月1日の記事では「Hydrogen wars(水素戦争)」というセンセーショナルな言葉で、水素経済の主導権をめぐり欧州と中国の間で競争が激化しつつある様相を伝えている。同記事によると、欧州は水素インフラの整備に向け4700億ユーロ(約60兆円)を投じるなど「アグレッシブ」に取り組みを進めているという。
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投稿: rumichan | 2021年1月22日 (金) 20時32分

【独自】川崎重工、水素が動力源の脱炭素大型船を建造へ…世界初
https://news.yahoo.co.jp/articles/224aa27f8ea9955b5daf7b3a3757ed052a88188c

投稿: rumichan | 2021年1月24日 (日) 00時00分

「H3ロケット」の主要部分を報道陣に公開 愛知・飛島村
https://news.yahoo.co.jp/articles/d972d876fd3c5d567339c60ed57fab1041d4db12

投稿: rumichan | 2021年1月24日 (日) 00時25分

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