今日は納豆がありました
ここ何日間かは、スーパーに行っても納豆が「うりきれました」と書いてあったが、今日は5時半頃でしたが棚に少し納豆が残っていました。
原因は、7日夜のフジテレビ系列の”あるある大事典”で「納豆ダイエット」ってのをやっていた影響のようです。テレビの影響はすごいのだと思います。ところで、納豆は、本当にダイエット効果があるのでしょうか?
ブログで拾ってみると色々見つかります。
このブログは、このLiverdoorニュースに「納豆製造元のある食品メーカー(長野県・飯田市)が流通側に出した文書を入手した。『「あるある大辞典II」納豆特集の放映の案内のご案内』という表題で、平成18年12月21日付だ。つまり、同番組の放映の二週間以上も前に、納豆メーカーから大手流通関係者に流れた情報提供の案内文だった。」と書いてあるから、「放送業界とメーカーとの関係が見えてきます。」なんて書いています。
そのブログは、更に恐ろしいことを書いた納豆にがんリスクと書いてあるこのブログも参照しています。
本当は、納豆はどうなのでしょうか?納豆のことを放送したのは「あるある大事典」だけではないんですね。このブログでしょうか?では、NHK「ためしてガッテン」は「納豆を食べると血栓が大きくなるのを防げる」と大ウソを言ったと書いてあるし、NHK「生活ほっとモーニング」では「クイズ de なっとく! 納豆&ヨーグルト徹底活用術」と題して、「納豆のナットウキナーゼには血栓を溶かす作用が確認されている。食後2~12時間効き目がある」という内容を放送したともあります。
さあ、何が信用できるのでしょうか?人の体にどのような効果があるかは、実際には簡単にはわかるはずがないと私は思います。新薬の治検をする場合も、ダミーを入れて行うし、効果が大きい薬には副作用も大きい可能性もある。納豆ばかり食べているとバランスが悪くなると思うのですが。
独立行政法人国立健康・栄養研究所という研究所があります。ホームページはここですが、「健康食品」の安全性・有効性情報というのがあります。この情報データベースで納豆を引いてみると概要には以下のことが書いてありました。なお、全文は続きを読むに入れておきます。
納豆は、大豆を納豆菌により発酵させたもので、ビタミン類などの栄養素を豊富に含んでいる。納豆そのものや発酵ろ液にふくまれる酵素ナットウキナーゼが、俗に「血栓の溶解に関与する」といわれているが、ヒトでの有効性については信頼できるデータがない。ビタミンK2は骨たんぱく質の働きや骨形成を促進することから、ビタミンK2を多く含む納豆が、特定保健用食品として許可されている。また豆鼓(トウチ:大豆の発酵物)の抽出物は、糖の吸収をおだやかにすることから、その抽出物を関与成分とした特定保健用食品が許可されている。安全性については、納豆に含まれるビタミンK2が抗凝血薬(ワルファリン)の作用を弱めることから、併用摂取を避けるべきと報告されている。
内 |
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名称 |
ナットウ(ナットウ菌) [英]Hay bacillus(Glycine max (L.) MERR.) [学名]Bacillus subtilis (バチルス属) |
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概要 |
納豆は、大豆を納豆菌により発酵させたもので、ビタミン類などの栄養素を豊富に含んでいる。納豆そのものや発酵ろ液にふくまれる酵素ナットウキナーゼが、俗に「血栓の溶解に関与する」といわれているが、ヒトでの有効性については信頼できるデータがない。ビタミンK2は骨たんぱく質の働きや骨形成を促進することから、ビタミンK2を多く含む納豆が、特定保健用食品として許可されている。また豆鼓(トウチ:大豆の発酵物)の抽出物は、糖の吸収をおだやかにすることから、その抽出物を関与成分とした特定保健用食品が許可されている。安全性については、納豆に含まれるビタミンK2が抗凝血薬(ワルファリン)の作用を弱めることから、併用摂取を避けるべきと報告されている。その他、詳細については、「すべての情報を表示」を参照。 |
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法規・制度 |
別名としてナットウ菌がある。納豆菌の発酵ろ液は「非医薬品」に区分される(30)。「既存添加物」納豆菌はリストに収載。ナットウに含まれる成分は特定保健用食品の成分となっている。 |
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成分の特性・品質 |
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脂肪、タンパク質、ビタミン類、ナットウキナーゼ。 |
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有効性 |
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循環器・ |
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消化系・肝臓 |
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糖尿病・ |
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生殖・泌尿器 |
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脳・神経・ |
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免疫・がん・ |
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骨・筋肉 |
・ビタミンK2を含む納豆が特定保健用食品として許可されており、表示例は「本製品は納豆菌の働きにより、ビタミンK2を豊富に含み、カルシウムが骨になるのを助ける骨たんぱく質の働きを高めるよう工夫されています」など。 |
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発育・成長 |
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肥満 |
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その他 |
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参 |
試験管内・ |
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安全性 |
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危険情報 |
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禁忌対象者 |
ワルファリンを投与されている患者では禁忌である。 |
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医薬品等との |
ビタミンKを含むため、ワルファリンなどの抗血液凝固薬の作用を減弱する可能性があるので注意する。 |
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動物他での |
調べた文献の中で見当らない。 |
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AHPAクラス分類 |
参考文献中に記載なし。 |
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総合評価 |
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安全性 |
・ワルファリンを投与されている患者では禁忌である。 |
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有効性 |
(注:下記の内容は、文献検索した有効性情報を抜粋したものであり、その内容を新たに評価したり保証したりしたものではありません。) |
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参考文献 |
(30) 「医薬品の範囲に関する基準」別添3 (平成16年3月31日 薬食発第0331009号 厚生労働省医薬食品局長) |
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コメント
こんにちは。
はじめまして。
とりあえず、私は1週間で-1KGしましたよ。
フラシーボ効果かもしれませんが、少なくとも私には効果が有ったみたいです。
ネガティブなことばかり考えてると、なんにも食べられなくなっちゃいますよ~
ではでは。
投稿: とし | 2007年1月16日 (火) 02時27分