関西テレビ
関西テレビのホームページから「発掘あるある大辞典」調査委員会の調査報告書がダウンロード可能となっています。
ここにカバーレター、ここに報告書全文そしてここに報告書概要があります。
この報告書を読んでの感想を書いてみます。全部で154ページあり、読むのに大変でした。
1) あるある納豆の捏造
あるあるの納豆についての結論は正しくて、その科学的な証明方法が、一般の人にわかりやすく面白くしたために問題が生じたと思っておられる方もおられると思います。しかし、事実は”「納豆によるダイエット効果あり。」との証明は得られなかった。”なのです。それを、「納豆によるダイエット効果あり。」と言ったわけです。捏造であり、嘘をついていると私は考えます。
報告書の42ページからの部分に「あるある納豆」における捏造の内容が記載されていますが、以下のようなことです。
a. 米国のテンプル大学F1教授の発言の音声を消去し、嘘の翻訳に吹き替えた。
b. 米国で納豆で痩せた例として写真を出したが、嘘の写真を使用した。
c. 血液採取をしたが、検査をしておらず、嘘のでっち上げの結果を報告した。
d. 中性脂肪の測定をしていないのに、中性脂肪が下がったと嘘をついた。
e. 許可を得ない資料の使用
f. 証明されていないにも拘らず、納豆に痩せる効果があることは科学的事実であると述べた。
アジトという制作会社が製作した過去の「あるある」とアジト意外が製作した分の捏造についても調査委員会は調査を行い、報告書に記載があるのですが、まとめた分析を行っておらず、逐一読む必要があり、捏造パーセントを自分で分析しなければいけないのですが、私の印象では全て何らかの捏造が存在したと感じられます。
2. 無能力関西テレビ
報告書を読んで、つくづく思うのが関西テレビのコーポレート・ガバナンスのなさです。役員は全員アホで、普通の会社なら倒産しているが、関西地区の電波の権益を保有しているから最低限の広告料収入が得られので倒産しない。夢みたいな会社です。Webを見ると「コンプライアンス推進室」なんてありますが、組織があれば、それでよいとするアホ役員しかいなかったのだと思います。
報告書を読んで思ったことは、関西テレビには「あるある」を作る能力がなかったのです。なかったから、東京支社からテレワークという会社に制作委託することでしか番組ができなかった。折角の日曜日の夜9時からの枠を守りたかったが、会社に番組を作る力がない。2006年12月の「あるある」の収支は以下でした。
関西テレビ収入 関西テレビ支出・利益 テレワーク収支
148,400千円 テレワーク委託費用126,480千円 = テレワーク収入
広告代理店手数料 13,380
交通費等直接費 3,240
粗利益 5,300
出演料 28,840千円
アジト他再委託費 35,130
その他 38,930
粗利益 23,580
利益も関西テレビよりテレワークの方が大きいのです。力のない会社がビジネスをすると、どのような結果を生み出すかが示されているように思います。
3. やはり関西テレビは役員総退陣すべき
この朝日の記事(4月3日)関テレ千草社長辞任し取締役に 検証番組でスタッフ証言を見てもひどいものだと思います。辞任せずに、取締役に残ると甘いことを述べています。一方で、政府は放送法改正で、「あるある」を機会に権限を強めようとしています。
政府が放送を支配することはよくないと考えます。公正を貫き通す放送局があってよいと思います。関西テレビは、これと全く逆のことをしたわけで、責任は重いと思います。例えば、ある食品がXXに良いとの番組が流れたとします。その食品メーカーは、「テレビでXXに良いと紹介された食品AAです。」と宣伝をしたら、売れて売れてになると思います。
テレビ局は社会性の高いものであるとの自覚を持ち、経営してほしい。関西テレビが信頼できるテレビ局と判断できるまで、阪急・阪神と名がつくものはできる限り遠ざけることなのでしょうか?
| 固定リンク


コメント