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2007年9月12日 (水)

安倍首相の辞任(その2)

続けて、安倍首相の辞任について書きます。「やはり、これは?」と思うものですから。

最初に誰に辞意を伝えるかは、その時、それぞれであって良いと思います。ドタキャンをすることは、その相手に対して失礼なことです。その相手が、今回は国会ですから、やはり国民に対して失礼でありすぎるのではと思います。個人的な相手であれば、その個人との間だけであり、第三者がとやかく言うことではないと思います。

ところで、前のブログは投稿後に安倍首相の第168回国会における安倍内閣総理大臣所信表明演説のリンクを後で追加貼り付けをしたのですが、所信表明演説と本日14:00から安倍首相が行った記者会見(NHKで中継を見ましたが)と乖離がありすぎると感じました。

例えば、

所信表明演説では、
私は、この一心で、続投を決意しました。初心に戻り、厳しい選挙結果を踏まえた「反省」と、国民のために闘うとの「覚悟」を持って、引き続き改革に取り組むことにより、国民の皆様に対する責任を果たしてまいりたいと思います。
が、記者会見では
首相は午後2時からの記者会見で辞任を決断した理由として、「国民の支持、信頼の面で、力強く政策を前に進めていくことは困難な状況だ。ここは自らがけじめをつけることによって局面を打開しなければならないとの判断にいたった」と語った。(読売新聞の記事から

となります。

翌々日になれば、全く変わる。エーであります。

首相の所信表明演説とは、そんなに軽いものであって良いのだろうかと思います。

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