東シナ海におけるガス田開発について日中合意
東シナ海におけるガス田開発について日中間で合意が成立したようです。日本政府の発表は以下であります。
この読売の記事ガス田開発、中国との合意内容発表…「翌檜」は周辺区域でには、「4ガス田の中で最大の埋蔵量を持つとされる白樺」とあり、白樺ガス田について、日本政府発表文は「中国企業は、日本法人が、中国の海洋石油資源の対外協力開発に関する法律に従って、白樺(中国名:「春暁」)の現有の油ガス田における開発に参加することを歓迎する。」とあります。
春暁の英文名はChunxiaoであります。そこで、Wikipediaによれば、Chunxiaoは2006年1月から中国のCNOOCとSinopecにより生産が開始されており、埋蔵量はコンデンセートが3.8billionバレルとガスが167bcfです。帝国石油の磐城沖ガス田が2007年7月に生産を終了し23年間で56億m3の累計生産をしたことから、200bcf弱となるので、春暁ガス田と同じくらいの規模と思われます。但し、磐城沖ガス田は、福島県楢葉町の沖合約40km、水深154mでしたから、条件は、春暁ガス田の方が、はるかに悪いのだろうと想像します。
いずれにせよ、春暁ガス田については、中国の法律に従って、日本法人が開発に参加するのであり、中国へのガス供給になると思います。他のガス田は、春暁ガス田より小規模であり、中国本土に既に春暁ガス田から引かれたガスパイプラインを利用することになるので、ガスは中国へ販売することになると思います。共同開発ガス田からのコンデンセートは液体なので、日本分は日本へ輸送するのでしょうか。
将来、日本分のガスを日本に持ってくるか(その場合は、パイプラインとユーザーが必要ですが)は、日本のユーザと中国のユーザーとどちらが高く買ってくれるかで決めればよいことと思います。日中の合意が成立したというのは、それだけ大人の関係になってきたと考えておきます。
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