消費者庁と政局
1) 福田政権の行方
福田政権は、どうなるのでしょうね。次の朝日の記事が面白かったのです。
朝日 7月30日 解散政局へ与党突入 首相、8月初旬改造へ調整
特に何時解散するかについての、次のこの名前なんて。
予算成立後派: 森元首相、伊吹幹事長、大島国対委員長
年末年始にも派: 北側公明党幹事長、古賀選対委員長
国民のために働いているのではなく、個人の私欲のために働いているのかな、政治家としてどうなのだろうと思ってしまいます。権力を握ってしまうと、残念ながら、その権力維持のために自分の権力を最大限使おうとしてしまいます。それが、人間のある一面です。
だから、これからの政局は面白いのです。衆議院で自民公明が議席を減少させることは、ほぼ確実と思われる。そんな衆議院選挙って今までなかったことです。そこを各権力者が、どのように動くか、興味があるし、その結果を今後の私たちの判断に生かすべきと思います。
2) 消費者庁
消費者庁は、福田首相が言い出したと理解しているのですが。例えば、この2008年1月24日の読売の記事です。また、この5月22日福田内閣メルマガにも書いてあります。
政局が解散に向かうと、消費者庁はできるのかとの疑問を持ちました。消費者のための行政は実施されている。内閣府が担当をしているものの、多くの省庁にまたがっていることから、積極的なことを実施できていない。
日弁連も、この2008年2月15日意見書にあるように消費者庁の設置を求めています。頓挫することなく、実現して欲しいと思います。
消費者庁が設置されたとして、それで問題が解決するわけではなく、単にスタートラインに着いてだけのことであり、発展させる必要があることに変わりはありません。もし、福田首相が退陣したらどうなるのだろうか?次の政権も積極的に推進するかな?もし、民主党が政権を取ったら、民主党も推進するかな?あるいは、選挙に勝つために、皆が消費者庁設置を叫んだりして。
どうなるか、これも面白いですね。
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