アフガンから伊藤さん遺体で帰国
先ほど、伊藤さんは遺体で帰国されたとのこと。悲しい出来事でした。
朝日 8月30日22時53分 アフガン拉致 伊藤さん、無言の帰国
アフガンについては、私も今年の1月12日のテロ特措法の成立のなかの「2) 現在のアフガニスタン」で、世界のアヘンの95%がアフガニスタンで栽培されていると書きました。無法地帯、破綻国家と言える部分があるだろうと思います。伊藤さんは、そんなことも承知してアフガンで活動されておられただろうし、人々が生活している所には、社会があり、喜びがあったと思います。
報道はペシャワール会をNGOと読んでいますが、ホームページを見ると、法人組織とされていないと思えます。会則も「本会は、思想・信条にとらわれず、「支えあい」の精神で一致して会を運営する。」とされておられ、参加する人の自由意志を尊重して活動されていると理解します。多分、伊藤さんも、そんな自由なやりかたでのアフガン支援に賛同して活動されていたと思います。
軍事力で人々を制圧することは不可能である。しかし、武力に対して武器なしで戦うことも不可能である。国連を初め国際機関による援助や政府開発援助も有効ですが、NGO、NPO等々様々な形で人が自分の考えで活動することは人としての生きる誇りであると思います。伊藤さんは31歳であったとのことですが、懸命に生きておられたことと思います。
伊藤さんの事件から思い浮かぶのは、高遠菜穂子さんですが、このサイトは高遠さんのブログでしょうか、現在も活躍されておられるようです。ここには、高遠さんのインタビューがありました。
私は、そんなすごいことできないなあ!でも、やれる範囲でやれることをやり続けよう。
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