BHPによるリオ吸収合併
世界最大級の鉱山会社2社の合併が進むようです。
BHP Billitonの発表はこのWebページの下の方にある”Agree”をクリックすると出てきます。
ヨーロッパでの承認手続きが残っているようですが、1月には多分おりるのでしょう。
どのような会社規模かというと、
| 会社 | BHP Billiton(合併存続) | Rio Tinto(合併消滅) | Vale do Rio Doce(参考) |
連結売上高 |
59,473百万ドル |
29,700百万ドル |
33,677百万ドル |
純利益 |
15,390百万ドル |
7,312百万ドル |
10,403百万ドル |
日本の会社の数字を参考に記載すると、トヨタ
| 会社 | トヨタ | 新日鐵 |
連結売上高 |
26兆2892億円 |
4兆8270億円 |
純利益 |
1兆7179億円 |
3550億円 |
ここに外務省の「鉄鉱石(鉄鋼)の需給動向とその背景」と題した2008年7月の文書があり、次のような記述があります。
鉄鉱石の生産は、新興工業国の旺盛な鉄鋼需要を背景として03年から急増し、06年の生産量は前年比12%増の14.8億トン。供給寡占であり、豪州、伯の2か国で世界の総輸出量の63%を占め、3大生産者(ヴァーレ(伯)、BHPビリトン(英・豪)、リオ・ティント(英・豪))が海上貿易量の78%を占めている。
3大生産者とは上の3社であり、鉄鉱石の年間生産量はBHP 111百万トン、Rio Tinto 145百万トン、Vale 296百万トンです。このUS Geological Surveyの資料によれば、世界の鉄鉱石生産量は1,900百万トンと推定されています。このReuterの記事は、合併に関連して550億ドル(5兆8千億円)の融資が交渉中と書かれています。また、面白いのは、BHPもRio Tintoも英国とオーストラリアに別々の会社が存在し、合同で事業をしているという形です。合併で、どのようになるのでしょうか?
いずれにせよ大規模鉱山会社の合併で、これからも色々なところで話題になると思います。ところで、日本、韓国、中国の製鉄会社の国境を越えた合併というのもあるのでしょうか?そのような規模のことをして世界と対抗しないと、日本経済は本当に沈没するような懸念も持つのですが。
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