こんな上司や部下がいたのなら(ダメの見本?)
これは、酷いと思いました。
朝日 2月24日 政府専用機に被災者家族乗れず「希望募っておきながら」
前原大臣が、ニュージーランドのクライストチャーチ地震に派遣する政府専用機に被災者の家族も同乗してもらおうと、富山市立富山外国語専門学校に働きかけたというニュースです。
1) ニュージーランド政府の要請に誠意をもって対応することが
外交がダメな人でありますが、酷すぎると思いました。ここに、「日ニュージーランド電話首脳会談の開催について(ニュージーランド地震) 」という首相の電話会談についての外務省発表があります。そこには、次のように述べられている部分があります。今回の政府専用機による国際緊急援助隊の派遣は、ニュージーランド政府からの正式な要請に対して日本政府が実施するのです。
| 今回の地震に心からお見舞い申し上げる。貴国からの要請に応じ,国際緊急援助隊を派遣した。日本人を含め,被災者の救助に全力を挙げておられることに心から敬意を表する。我が国の緊急援助隊も全力を挙げて救助に当たっているとの報告を受けている。 |
大地震の緊急援助隊の派遣は、できる限り早く、必要な人材を、必要な人数、必要な機材と共に、現地に到着するようにすべきです。残念ながら、被災者家族の同乗の余地は、まず無いであろうと考えられます。
しかし、それよりも彼は、外務大臣です。外相であれば、一刻も早く、ニュージーランド政府の要請に応じ、被災者を救援することを考えるべきと思います。政府専用機を、どのようないきさつで、何故派遣するかを知っている人間です。
2) ガバナンス問題
外務省職員も「(搭乗希望の)リストを作ってほしい」と要請したとの報道です。政府専用機を運航するのは防衛省ですが、国際緊急援助隊を組織しているのは、外務省と理解します。例えば、国際緊急援助隊に対する外務大臣感謝状授与式をこの2月23日にしています。(この外務省プレスリリース)
国際緊急援助隊に関わっているのは、国際協力局でしょうが、同じ省内であれば、ある程度は知識があるはず。しかし、大臣が述べたからと、国際協力局以外の職員でしょうが、混乱を招く要請を、富山外国語専門学校に対してと思いますが、電話で行った。
このあたり、企業であれば、どうでしょうか?そんなガバナンスであったなら、社外からの信用を失う以前に、自ら崩壊すると思います。それぞれ、言い分はあるでしょうが、ガバナンスができていないと判断可能です。
そもそもは、政治主導と言って、公務員の働きを無視しようとしたのが、ガバナンスなしの出発点と思いますが、未だ続いているように思えます。それとも、彼だけの話なのでしょうか?いずれにせよ、ガバナンスを確立する最大の任務を負っており、その責任者たる者は、その組織の長です。
もし、私が経営者で、そのような幹部社員がいたとしたら、降格すると思います。
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コメント
とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
投稿: 職務経歴書の見本のダウンロード | 2011年4月12日 (火) 11時09分