インネクスト粉飾決算の発表
次の日経ニュースです。
日経 6月17日 インネクストが不正経理 札証、監理銘柄に指定
会社も次の適時開示を行っています。
インネクスト 平成23 年6月17 日 不正経理および第三者調査委員会設置に関するお知らせ
何が、すごいかって、売上と利益の大部分が真っ赤な嘘をであったのです。適時開示には、有価証券報告書等で発表された金額の記載がないので、どの程度か判断がつかず、表を作成しました。
第7期については、売上の70%が粉飾であり、毎期損失を計上していた会社と言うことです。従業員22人の液晶製造装置や検査装置等の輸入販売会社ですが、実際の売上は30%でしかなっかったなんて、どのようにして会社は資金繰りをし、監査を誤魔化していたのだろうかと思います。投資家他を誤魔化し、被害を生じさせている犯罪ですが、何故このような粉飾が可能であったのか、ここまでの犯罪になったのかも糾明しないと、証券市場の正常な発展にならないと思う。
そう言えば、エフオーアイの粉飾も47NEWS 2010年9月16日 エフオーアイ専務ら2人逮捕 115億円粉飾決算の疑いのように、「有価証券届出書に、2009年3月期の売上高を水増しして、実際の売上高は3億1956万円だったが、118億5596万円と記載していた。」なんて、すごい粉飾でした。
| 固定リンク
コメント
内部監査はやっていたのでしょうか? 自浄作用がまったくないように見受けれられます
まぁ こんな社会に対して不正を働いた会社は なくていいと思います
投稿: koko | 2011年10月24日 (月) 12時52分