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2012年1月25日 (水)

日本の外交について

2007年に書いたブログですが、外交交渉 西山事件を多くの方に、ここ数日訪れていただいています。

最近の国際問題としてホットな出来事の一つが、イラン核開発問題と思う。EUもIran: New EU sanctions target sources of finance for nuclear programmeという制裁を1月23日に発表した。

これからどうなるかについては、やはりIAEAの29日から31日までの査察であると考える。国連ニュースはExperts from UN nuclear watchdog agency to visit Iran next weekであり、IAEA発表はSenior IAEA Team To Visit Iran from 29 to 31 January 2012である。国連ニュースにあるように、イランは核の平和利用に止まっているとしているのであり、平和利用であれば、どの国であっても認めるべきである。今回の査察で終わることなく、平和利用に止まることをチェックできる状態を築き上げていけばよいと思う。

日本が、どう動くべきかは、やはり国連とIAEAの力を得て、外交での解決に尽力をすることであり、米国の依頼通りに動くことが、すべてではないと考える。

外交と国防は、裏表の関係に近いと思う。外交をないがしろにし、軍事力に依存して、脅かすことは、つたないやり方である。日本が平和憲法を持っていると誇りにするなら、外交を、もっと大事にしてよいと思う。防衛費を削って、それで外交の人材を育て、あるいは途上国の援助を初め良好な外交関係を他国と築くために支出してもよいと思う。ずっと、効果が高いと思う。国連主義を唱えるら、日本人がもっと多く、国連職員として働いてよいように思う。

一昨年の尖閣漁船問題なんて、外交の能力がない内閣と証明したような事件であった気がする。強硬論は、しばしば出てくる。それに負けないだけの、外交能力を持つようにしなければならない。そのようなことが日本の生きる道と思う。

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