映画「それでもボクはやってない」のような冤罪に思える痴漢事件
バスの車内で「スカートの上からお尻をなでた」として逮捕され、2013年5月8日、東京地裁立川支部で、「犯行が不可能とはいえない」などとして、罰金40万円の判決となった。ここに支援団体のこの事件に関する概要がある。
ただちに控訴し、東京高裁での争いとなっているが、この控訴審の第1回公判が10月28日に開かれ、これを傍聴された方が次のブログを書いておられ、映画「それでもボクはやってない」のような冤罪に思える痴漢事件だと思った。
つぶやきいわぢろうサン の 「被害者とは呼べません」…三鷹バス痴漢えん罪事件・控訴審始まる
21時32分41秒に、メールが入り、それに返信をしたのが21時34分18秒。そして、いわじろうサンは「原判決は「女子高生が『被告人が左手で吊革をつかんでいた」のを見たのは「痴漢行為が始まったころだ」と言っていてなおかつ、その時間はメールを右手で打っていたことを認めているわけです。じゃあどうやって痴漢をしたんだ?この疑問に一審判決は何一つ答えていません。」と書いておられる。
さらなる驚きは、車載カメラが搭載されていた事です。車載カメラに、動画が残っている。
痴漢をされたという女子高生の証言しか証拠がなく、犯人とされている当時公立中学校教諭津山さんは、事件の結果と思うが、休職中である。
車載カメラの動画が残っているなら、これを検証すれば良いのであり、最大の物的証拠だと思う。また、科捜研の鑑定で被告人の手のひらに繊維の付着は認められなかったのだから、女性の証言のみではなく、痴漢かどうかについては、正しい判断をする必要がある。裁判官の能力に限界があることは分かるが、正しく判断をしてもらいたいと思う。車載カメラって良いモノだと思う。
あの映画は、真実に近いのだと、周防監督をあたらめて敬服しました。
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コメント
コメントをお寄せするのが遅れましたが、痴漢と間違われた経験があり、コメントしました。
私の場合には、若い頃に通勤電車内で鞄か手が女性に当たったようで、その女性が連れの男性に「あの人、痴漢よ」と囁いたのを、連れの男性が「鞄が当たった」と自分が観た事実を女性に告げたのを耳にした経験があり、それ以来は、公共交通機関を利用する際には、女性の傍には立たないように気をつけていました。
爾来、長年の間、マイカー通勤でしたので、若い頃の経験を忘れてしまったようで、中年の頃に、友人と飲酒した帰りに女子高生らしき二人連れの傍に立ってしまい、酔いのためにふらつき眼に充てた手が女子高生の背に触れてしまいました。 それを捉えて件の女子高生が「痴漢」と騒ぎかけましたが、幸いなことに連れの女子高生が、「この人は何もしていないよ。 何を云ってるの」と窘めて呉れ、事無きを得ました。
これ等の「事件」から、痴漢騒ぎも人と、その連れの人に依る、と思います。 特に、痴漢騒ぎをする女性を応援する連れが居ると、デッチ挙げも自在に可能となりますので余程の用心が必要でしょう。 私は、現在では、公共交通機関利用の際には、女性の傍らに居ることを避けて、場合に依れば乗車はしません。 また、必ず、つり革を両手で持つようにしています。
深酒も禁物でしょう。 私の知人で深酒で車中で寝てしまい、痴漢と間違われて警察署で一泊した人が居ます。 幸い、痴漢の疑いは晴れましたが、本人に記憶が無いのですから、痴漢と断定される危険もあった訳です。
こんな世の中ですので、公共交通機関では、男女を分けることも必要なことかも知れません。
投稿: とら猫イーチ | 2013年11月19日 (火) 13時29分
とら猫イーチ さん コメントをありがとうございます。
気をつけねばなりませんね。
投稿: ある経営コンサルタント | 2013年11月20日 (水) 00時27分