嫌なニュースか、希望のニュースか
次のニュースに接し、最初は嫌な気がしました。死刑制度に反対であるからでしょうか?
47NEWS 2月23日 袴田事件、刃物店員の証言誘導か 「本当は見覚えなかった」
袴田事件のWikiは、ここ にあり、1966年に発生した強盗殺人放火事件で、1980年に死刑が確定し、再審請求を始めた時から、既に30年以上経過している。拘束されてからは、47年を経過している。
袴田死刑囚は第1回公判から起訴事実を否認している。人が人に刑罰を加えることの恐ろしさであり、50年近く前に発生した事件である。死刑により、我々が得られるモノは何であるのだろうかと、考えた時に、裁判での証言が、検察官の誘導であったとするニュースに接すると嫌な気持ちになってしまいました。
一方、「本当は見覚えがなかった。思っていることと違うことを証言した」と話をしているとするなら、それが真実なら、人間って希望がもてるのだと思いました。
私は、袴田事件のことを詳細に調べたのではないのですが、やはり、それだけこの事件は、袴田死刑囚が犯人と断定できない部分を持っているのだと思う。そして、死刑とは廃止すべき制度だと私は思う。オーム元幹部死刑囚の裁判での発言のニュースについての報道に接した時も、彼らは刑に服すべきだと考えるが、やはり人間であり、命まで奪うことはできないと私は思った。
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